「LINK THE UNIVERSE」は「ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が放送されることを記念したイベント「GUNDAM NEXT FUTURE」の一環。神奈川・横浜の動くガンダム、東京・台場の実物大ユニコーンガンダム立像、中国・上海の実物大フリーダムガンダム立像、福岡の実物大ν(ニュー)ガンダム立像を一斉にライトアップする催しだ。会場のモニターにてオープニング映像が流れたのち、壇上にはバンダイナムコグループのチーフガンダムオフィサー・藤原孝史氏が登場した。
藤原氏は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」について「A.S.(アド・ステラ)という新しい時代設定を舞台に、シリーズ初の女性主人公と、新しい要素を持つ待望の新作です。皆さんに届けられることを大変うれしく思います」と挨拶。「GUNDAM NEXT FUTURE」の今後の展開を紹介したのち「今後も新しいガンダムを制作し、皆さまにお届けしていきたいと思っています。世界規模でのさまざまな施策を考えていますので、今後のガンダムにご期待いただければと思います」と結んだ。
藤原氏が壇上から降りると、ついに「LINK THE UNIVERSE」がスタート。「機動戦士ガンダム」をはじめとした歴代作品の映像がモニターに映されたのち、ガンダム立像がライトアップされる。「ガンダム」作品のSEやBGMとともに、色とりどりの光が行き交い、ポーズを変える立像の巨体を照らした。ショーが終わると、モニターで「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の前日譚「PROLOGUE」がスタート。本編予告PVも上映された。
続いてはステージに「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で主人公スレッタ・マーキュリー役を務める市ノ瀬加那、ミオリネ・レンブラン役を務めるLynnが登壇。「LINK THE UNIVERSE」の感想をそれぞれに語る。また披露されたばかりの「PROLOGUE」について事前に観ていたという市ノ瀬は「4、5回観ていて、毎回最後のシーンでは涙しています。今スタンバイしていたときも涙が止まらないくらいでした」と感動の様子。Lynnも「涙なくしては観られない作品」と述べ、「短い1話の中にいろんな登場人物の思いが交錯して、それぞれの苦しい思いも、温かい気持ちも伝わりました。ここからつながる『水星の魔女』がどんなふうになっていくのか、期待感が高まるプロローグだと思いました」と続けた。