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コロナ禍の第二子妊娠、2年前に比べて妊活に前向きな人が増加

2022年07月13日 20:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ベビーカレンダーは7月11日、「コロナ禍における第2子以降の妊娠」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は6月15日~18日、2018年6月15日以降に第1子または一番下の子どもを出産した経産婦504名を対象に、インターネットで実施した。


第2子以降の妊娠を希望していた経産婦205名に、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、妊活の状況や、今後の妊娠への考えに変化があったかを尋ねたところ、16.1%が「とても変化があった」「まあ変化があった」と答えた。2020年度調査時で「とても変化があった」「まあ変化があった」と答えた割合は37.4%であったため、今回は前回よりも20%以上も減少している。



一方で、「あまり変化がなかった」は32.2%、「まったく変化がなかった」は29.8%で、新型コロナウイルスの流行に左右されない人が62%と全体の半数以上を占めるという結果になった。感染拡大から2年以上が経過し、妊活に前向きな人が増加していることがわかった。

現在妊娠中または妊活中(不妊治療も含む)の232名を対象に、「依然として新型コロナウイルス感染症が流行しているなか、妊活をした・している理由やきっかけ」について尋ねた。最も多い回答は「年齢や体のことを考え、早めの妊娠を希望していたため」(79.3%)で、自身の年齢的リミットを感じて妊活を開始している人多かった。「上の子どもとの年齢差を考えたため」(54.7%)と、きょうだいとの年齢差を考えている人も半数以上を占めた。



また、「新型コロナワクチン接種が開始されたから」(14.2%)、「新型コロナに関する正しい知識や情報を得て、不安が解消されたため」(7.3%)など、さまざまな対策が強化されていることが妊活開始のきっかけになったという人も2割強見られた。3.5%は「育児休業法が改正され、男性が育休を取得しやすくなったため」と答えている。


実際にコロナ禍で妊娠・出産を経験した人からは、「まわりの人も感染予防対策をしているのが当たり前の時代なので、新型コロナ以外の感染症もかかりにくいことがよかった」「立ち会い出産や面会ができなかったこと自体は寂しさや残念な気持ちがあったが、感染対策という意味では徹底されていて安心できた」といったコメントが寄せられた。



また、テレワークなどの環境の変化によって「夫が在宅勤務で一緒にお世話できたので、今後の安心材料になった」「コロナ禍で夫の在宅勤務が増えたり、友人との外出が減ったりして、パパが子どもと接する時間が増えたおかげで、想像していたよりは気楽に過ごせた気がする」という声も挙がっている。(フォルサ)