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JR西日本、山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」指定席特急料金を見直し

2022年07月13日 18:42  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR西日本は13日、コロナ禍の社会変容を踏まえ、山陽新幹線のさらなるサービス改善を図るため、「のぞみ」「みずほ」の指定席(グリーン車を含む)を利用する場合に適用する指定席特急料金を2023年4月1日購入分から見直すと発表した。


「のぞみ」は運行当初から「ひかり」などの列車と別の指定席特急料金を設定している。2003年10月の「のぞみ」増発にともない、自由席を新たに設置するとともに指定席特急料金を値下げし、消費税改定を除いて当時の水準を維持してきた。今回、上限認可の範囲内において、届出で設定している山陽新幹線「のぞみ」「みずほ」の指定席特急料金を見直すことにしたと説明している。



具体的な見直し内容として、山陽新幹線(新大阪~博多間)の利用区間に応じて、「のぞみ」「みずほ」の停車駅間ごとに110~420円の範囲内で改定を行う。ただし、今回の見直しでは、「のぞみ」「みずほ」の自由席特急料金をはじめ、「エクスプレス予約」「e5489(eきっぷ)」といったおもなネット予約商品は変更されない。



なお、これまで安全性・快適性の向上とともに、「EXサービス」「e5489」のネット予約をはじめとするサービス改善に努めてきたが、今後、コロナ禍による社会変容やデジタル化の進展といった環境変化に合わせ、東海道・山陽新幹線をより便利に快適に利用してもらえるように、サービス向上を進めるとのこと。具体的には、無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」や「S Work 車両」などを備えたN700Sの投入、「ワークプレイスネットワーク」の一環として「ビジネスブース」の試行、特大荷物コーナーの整備(2023年度から導入予定)を挙げている。(木下健児)