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【野菜が長持ちするらしい】ダイソー『鮮度保持キッチンパック』の実力を検証してみた

2022年07月13日 09:01  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
野菜をつい使わないまま放置した結果、ダメにしてしまった経験のある人は多いもの。食品ロス防止に役立つと話題になっているのが、ダイソーで買える「鮮度保持キッチンパック」です。実際に野菜や果物の鮮度を保ちながら保存できるのか、その実力を試してみました。


ダイソーの鮮度保持キッチンパックとは



鮮度保持キッチンパックは緑色の薄い袋で、サイズは38cm×25cm、46枚入りで110円(税込)です。



今回はほうれん草とオクラについて、以下3つのパターンで保存して、鮮度に違いが出るかを比較してみました。


A. 袋に入れずそのまま

B. 通常のポリ袋に入れる

C. 鮮度保持キッチンパックに入れる


Aはすぐダメになりそうですが、BとCの違いがどの程度出るのかに注目です!

ほうれん草の場合


葉物野菜はすぐしなびてしまうことから、通常は買ってすぐ料理に使うもの。長期保存は難しいはずですが、どの程度鮮度をキープできるのでしょうか。

○2日後


袋に入れずそのままにしたAは、さっそく水分が抜けてしなびてしまいました。これ以上の保存は無理なのでここで脱落です。

○5日後


ポリ袋に入れたBはまだ持ちこたえていますが、ところどころがシナシナになってきました。鮮度保持キッチンパックのCは依然としてシャッキリ感を保っています。

○10日後


ここまでくるとポリ袋のBはかなりしなびた状態に。鮮度保持キッチンパックのCは、まだ比較的鮮度を保っていますが、それでもくたびれてきた感じがあります。

オクラの場合


オクラも、使わないと次第に黒ずんでくる野菜ですが、鮮度保持キッチンパックでどの程度保存できるのでしょうか

○2日後


2日程度では、何も入れていないAも大きな問題はなさそうです。葉物野菜よりは少し長く持つようですね。

○5日後


Aのオクラは黒ずんでしぼんできてしまい、ここで脱落です。BとCは依然として鮮度を保っています。

○10日後


10日経過すると、ポリ袋のBも黒ずんだ状態に。鮮度保持キッチンパックのCも若干しおれてきた様子は見られるものの、まだ鮮度を保っています。

結論:鮮度キープの効果あり!



鮮度保持キッチンパックをほうれん草とオクラで実験したところ、確かに鮮度を保つことができることが分かりました。まとめ買いした場合も、この袋を活用することでダメにする前に使えます。



個人的には葉物野菜など傷みやすいものの保管は、この袋を使ったとしても5日ぐらいまでが良いかなと思います。しかし冷蔵庫の性能や環境によっても変わりますので、ご自宅の冷蔵庫で試してみるのが良いでしょう。



46枚入りで110円(税込)と、お手頃価格で買えるのもメリット! 野菜やフルーツのフードロスを避けたい方は、一度使ってみてはいかがでしょうか。



※この記事で使用したほうれん草とオクラは、検証後にすべて筆者が美味しくいただきました



安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら(安藤真一郎)