入社したことを後悔する職場がある。キャリコネニュースには「仕事を即行で辞めた」ことのある読者から、さまざまな体験談が寄せられている。「スーパーのレジ仕事を2か月半で辞めた」という、東京都の50代女性(事務・管理/派遣社員/年収300万円)は、首都圏を中心に展開する某スーパーでの経験を明かした。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H
客が途切れた一瞬の間に操作説明 覚えられないまま3日目でレジへ
スーパーでレジの仕事をすることになった女性。しかしそこは、「レジ操作のマニュアルがなく、勤務初日から実際にレジ打ちしてる人の後ろに立ち、ただ見てるだけ」と、教育環境が整っていなかった。
「忙しい合間に、お客様が途切れた一瞬の間だけ簡単な操作説明。分かる範囲でメモを取るが、すぐにお客様が来るため説明は中断。その後、追加の説明はなし」
きちんと操作方法を学ぶ時間がないまま、現場で細切れに教わる状態で、「初日から3日経ったあたりからレジに立たされた」という。
「(自分の)後ろでベテランが見て操作説明してくるが、待たされてるお客様はイライラ。とにかく教育を全くしない職場」
と女性は当時の不満を振り返る。
「こちらは何もしてないのにいきなり怒鳴る」店長
それでもなんとか働いていた女性。店長がこんな態度でなければすぐ辞めることはなかったかもしれない。
「人によって態度を変える。ベテランにはペコペコ、新人にはこちらは何もしてないのにいきなり怒鳴る。よくあんな職場で2か月半も働いたと思う」
女性は「辞めてよかった。むしろ我慢せずもっと早く辞めるべきだった」と、退職に後悔はない。