経営者は何らかの意図やプランがあって投資しているはずだが、何も考えていなかったとしたら……。栃木県の40代後半男性(営業/年収800万円)は「社長同行で、顧客訪問した際」の出来事を話す。(文:谷城ヤエ)
キャリコネニュースでは「『この会社やめよう』と思った瞬間」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HZU4I2D3
「ちなみにその年のボーナスはきっちり削減されていました」
「大型投資した旨を報告した際に、顧客から『ターゲットとしている顧客、アプリケーションはどんなのがあるのですか?』とリップサービスとも思える質問に答えられなかった時に辞めたいと感じました。なんのプランもなく投資していると知り、背筋が寒くなりました」
せっかく顧客が聞いてくれたのに答えられなかった社長。男性だけでなく、顧客も驚いたことだろう。
「通常であれば、ターゲットを設定し、それに向かって、投資をいつまでに回収して、収益も徐々に良くしていくというプランがあっても良さそうですが、ノープランは怖いです」
会社の舵取りをする社長自身が何も考えていない……男性が会社の将来を危惧するのも当たり前だ。
「ちなみにその年のボーナスは売り上げ低迷もありましたが、きっちり削減されていました」
条件の良い転職先が見つかれば、男性が辞める日もそう遠くなさそうだ。