本来、同じ仕事をしていれば昇給の基準に男女差があってはならない。しかし大阪府の20代女性(その他/年収100万円未満)は、キャリコネニュースのジェンダーギャップをテーマにしたアンケートに、前職で
「あからさまな男女差別」
を受けたことを明かした。(文:草茅葉菜)
キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M
「私の方が売上ノルマの達成率高いのに……」
前に勤めていた職場では、入社3年目にして初めて月給の昇給があったという。
「最近売上好調だし、若手に還元してくれるって社長も仰ってたし、いくら上がるのかな~とワクワクしていた」
という女性だが、なんと給料は1000円も上がらなかったという。一方同期入社の男性社員は「俺は5000円上がった!」と笑っていた。女性がその横で「私の方が売上ノルマの達成率高いのに……」悔しい思いを噛み締めていると、部長から
「女は産休育休ってすぐ休むから、昇給させても意味ないからな。男にやる方がいい」
と言われてしまった。 他の同期の女性社員も同様だったようで、「あからさまな男女差別を感じた」と怒りをにじませた。