Snow Man、バナナマンとの間に芽生えた兄弟のような絆　『バナナサンド』でも見られる息の合ったやり取り

　7月12日放送の『バナナサンド』2時間SP（TBS系）にSnow Man・岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、目黒蓮が出演する。YouTubeの予告動画を見ると、「ハモリ我慢ゲーム」にチャンジしている様子や、バナナマン・日村勇紀が再びSnow Manの楽曲を完コピしている様子などが映されており、今回も楽しい登場回となりそうな予感だ。

（関連：Snow Man 深澤辰哉＆佐久間大介＆ラウールは相性抜群　『バナナサンド』出演への期待）

　『バナナサンド』といえば、過去にもSnow Manメンバーが複数回登場しているおなじみの番組だ。初登場となったのは、2021年1月20日放送回。渡辺と佐久間大介が出演し、自分たちを含めたメンバー全員の紹介を行なっていた。美容男子である渡辺が美容のこだわりを熱弁し、「（顔に）メスは入れていない」などあけすけな発言でバナナマンとサンドウィッチマンから笑いをかっさらっていたのは記憶に新しい。

　それから約半年後の2021年7月6日には、早くも2回目の出演。深澤、佐久間、ラウールが登場したのだが、ここでもはや伝説となっている深澤の棒立ちダンスが爆誕した。「もっとカメラに抜かれたい」と相談する深澤に、バナナマン・日村が「緩急だと思う。あえて動かない。1人くらい動かない人がいると逆に気になる」とアドバイスを送るとともに、密かに猛練習を重ねていた「HELLO HELLO」のダンスを完コピ。実際にやって見せていた。そこでもらったアドバイスを深澤は様々な歌番組で披露し、SNS上などでも度々話題になっていたのだ。

　そして3回目は2021年8月17日放送回。激臭のプラレールが目の前を走っても無表情を貫く「臭臭トレイン」や、顔に水がかかっても無表情を貫く「顔面ししおどし」、タンクトップを引っ張られても無表情を貫く「ぐいぐいタンクトップ」といった体を張ったゲームにまたもや深澤、佐久間、ラウールが挑戦した。そして、今回は約11カ月ぶり、4回目の登場だ。過去の爪痕の残しっぷりを見ても、楽しくならないわけがない。

　さらに注目したいのは、バナナマンとSnow Manの関係性だ。彼らが共演すると、バナナマン・設楽統が愛あるイジりをしている場面をよく目にする。結果、Snow Manにとっても“オイシイ”状況になっており、設楽がそっとサポートしているような形だ。とりわけ、設楽がMCを務める『ノンストップ！』（フジテレビ系）にレギュラー出演している深澤が可愛がられている印象。2022年6月27日に岩本が『ノンストップ！』に出演した際も、設楽は岩本の礼儀正しさを褒めつつ不在だった深澤をイジったのだった。

　それだけでなく、2021年7月9日の『バナナマンのバナナムーンGOLD』（TBSラジオ）では、同日放送の『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）で深澤が棒立ちダンスを披露したことに言及。絶賛や感謝の言葉を述べつつも、「『Mステ』ではやっちゃダメ」とイジって笑いを生んでいた。一方の深澤も2022年3月22日の『ノンストップ！』で棒立ちダンスのことを振り返りつつ、テレビ局側からリクエストを貰ったり、ファンが喜んでくれたエピソードを説明。バナナマンに感謝を伝えていた。

　すでに兄弟のような絆が芽生えているバナナマンとSnow Man。今回の『バナナサンド』でも、息のあったやり取りが見られるのだろうか。そして、そこにサンドウィッチマンが加わることでさらに面白さが増しそうだ。番組内容はもちろん、その後様々な場所で語られるであろう2組のエピソードにも注目したい。（高橋梓）