面接官の中には、信じられない無茶振りをしてくる人もいる。大阪府の女性（60代前半／医療／パート・アルバイト／年収150万円）は、医療機関の面接で
「ここは芸能プロか？」
と思うような、理解不能な要求をされたという。（文：永本かおり）
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
「あとの2人も何かショーを期待する様な目になってる」
女性は数年前、医療機関で事務職の面接を受けた。面接に出てきたのは「院長、医師、事務長だったと思う」と振り返る。「簡単な経歴を尋ねられたあと大した質問もなく、これで終わりかと思っていた」というが、50代とおぼしき医師がいきなり
「『何か芸は出来るのか？ 何かやってみせて』と言う。あとの2人も何かショーを期待する様な目になってる」
と衝撃的な無茶振りをしてきたという。
女性は「『シラフでは出来ません』と答えてやった」と意味不明な面接官に負けずきっぱり拒絶。続けて、「『ここは芸能プロか？ こいつらよっぽどストレス溜めとる危ないヤツらやん、ヤバイヤバイ早う退散せな』と面接が終わるや否や帰りかけた」という。すると
「１階のロビーにいた年配のナースが駅までガードマンをつけて下さった。女性の独り歩き危ない為だろう。職員はまともな方がいらっしゃるがトップは腐っとる。幸い不採用。ありがたやありがたや」
と、その医療機関の良い面と悪い面について冷静に評していた。
【シリーズ：失礼な面接官たち】
面接官に「素人」呼ばわりされた30代男性、ピシャリと言い返す「天狗になるのもいい加減にしなさい！」
失礼すぎる面接官を黙らせた男性「あなたはお客様にもこんな態度で接するのですか？」
