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にゃんこスターと一緒に小学生がプログラミング! リズムなわとびネタを元にした音ゲーを制作

2022年07月05日 14:02  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
GMOメディアの「コエテコ byGMO」とアフレルが女の子にプログラミングを始めるきっかけを提供するイベント「KIKKAKE(きっかけ)~ガールズプログラミングフェス~2022」が6月に開催された。



その一環で小学生を対象にしたプログラミング教室「これからKIDS」が6月12日にオンラインで実施され、お笑いコンビの「にゃんこスター」(アンゴラ村長、スーパー3助)が進行役として登場。子どもたちと一緒に“なわとび音ゲー”をつくった。


○「Scratch」を使ったプログラミングを体験



「KIKKAKE」は、「コエテコ byGMO」を通じたプログラミングスクールへの体験申込の約8割が男の子という課題を受け、「女の子にプログラミングを始める機会を提供したい」との想いで始まったオンラインイベント。一人でも多くの子どもたちがプログラミングに興味を持ってもらうことを目的としている。



今回のレッスンを実施した「これからKIDS」は、4歳から中学生を対象としたプログラミング教室。スタッフがメンターとなり、仮説を立てて検証を行うトライ&エラーを重視するプログラミング教育を通じて、プログラミング的思考の育成することを掲げる。現在、勝どき校や四谷校など都内に4校を構えるほか、7月からはオンライン校を開講する。



Zoomによって実施された90分間のオンライン体験レッスン「これからKIDS オンライン」には、小学生1年生から6年生までの子どもたちが参加。進行役を務めたお笑いコンビ「にゃんこスター」の2人は、早速お馴染みのリズム縄跳びのネタを披露し、参加者たちを喜ばせていた。


今回、子どもたちがプログラミングでつくることになったのは、にゃんこスターがリズムネタで使用していた"あの音楽"に乗せてアンゴラ村長のキャラクターが縄跳びを飛ぶオリジナルの音楽ゲーム。



まずはスーパー3助と参加者の子どもたちが、「にゃんこスター」のリズム縄跳びネタをもとにした音ゲーを実際にプレイし、そのルールや仕組みなどゲームを構成する要素を分解して考えていった。

「プレイするとひとまとまりのゲームに見えるけど、一つ一つの動きが積み重なって、ひとつのゲームができていたんです。分解できるとゲームを作ることができます。分解して考えることができるということは、プログラミングの基本ができているということになるんですよ」(アンゴラ村長)


音ゲーは作るのが難しい本格的なプログラミングとなるそうだが、今回は「Kahoot!(カフート)」というツールを使い、4択クイズに子どもたちが挑戦する形式で、ゲームを構成する要素やキャラクターの動きを分析した。



その後、レッスンは「Scratch(スクラッチ)」を使ったプログラミングへ。「スクラッチ」は無料の教育プログラミング言語で、小学校でも広く導入されているツールのようだ。


「スクラッチ」のブロックは紫のブロックはコスチューム(見た目)のブロック、青のブロックは動きのブロックというように、プログラムの内容によって色分けがされている。



レッスンではゲームの初期設定、アンゴラ村長のキャラクターがジャンプする縄跳びの動き、スーパー3助のキャラクターの掛け声という3つのプログラミングを行なった。



ゲームが完成するとスーパー3助は「みんな集中して90分の授業を受けてすごい。大学生の授業時間だよ」とコメント。アンゴラ村長は「積極的に手を挙げたり、クイズに正解した時は喜んでくれたり、みなさん本当に素晴らしかったと思います」と、今回のイベントを振り返っていた。



「これからKIDSオンライン」は1回60分の授業を第1~4週水曜日もしくは日曜日の1ヶ月に4回実施。7月開設に伴い、体験レッスンを無料で行っているという。7月のテーマは「信号機」とのことだ。



伊藤綾 いとうりょう 1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催 @tsuitachiii この著者の記事一覧はこちら(伊藤綾)