いつの時代も失礼な面接官は存在するようだ。神奈川県に住む30代後半の男性(素材・化学・食品・医薬品技術職/派遣社員/年収300万円)は、転職活動中の面接で遭遇した失礼すぎる出来事を明かした。(文:谷城ヤエ)
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「笑い話で済ませていましたが、やはり気になりました」
もともと「製造業の生産技術と開発職」だという男性。経験年数は8年以上と自身にとって一番長い業種経験があったという。最近コロナ禍の影響もあり転職活動をしており、「技術提案営業という営業職に畑違いではありますが、ダメ元で面接に行きました」と挑戦したことを明かす。ところがその面接で、「容姿の事を言われて」しまったという。
「当方はヒゲが濃いもので、身体的なヒゲの事について言われました」
「『結構、お顔が濃いですね~』(と言われ)、私は『朝剃りました』と回答」
と当時のやりとりを明かす男性。面接官が濃い指摘したのはヒゲというより顔立ちのことだったかもしれないが、いずれにしても面接でわざわざ言う必要はない。男性は
「身体的にしょうがないと昔から他の人から言われるのを馴れていた」
「笑い話で済ませていましたが、やはり気になりました」
と不満げな様子で話す。営業とはいえモデルの募集ではあるまいし、初対面の面接官が容姿のことをとやかく言うのはどうなのか。男性はせっかくのチャレンジにも意気消沈した様子でこう綴っていた。
「このご時世でも、面接で、身体的な特徴を言ってくるんだなと思い、営業職は向いていないのだなと改めて思いました」