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パリ発のレインウェアブランド「ケーウェイ」が日本で本格展開へ 八木通商が独占輸入販売権を取得

2022年07月04日 12:02  Fashionsnap.com

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ケーウェイの2022年秋冬シーズンのアイテム

Image by: FASHIONSNAP
八木通商が、パリ発のレインウェアブランド「ケーウェイ(k-way)」の独占輸入販売権を取得した。9月に日本初となる旗艦店を渋谷・神宮前にオープンするほか、公式オンラインサイトを開設するなど、日本での本格展開をスタートする。

 ケーウェイは、フランス・パリを拠点とするレインウェアブランドで、デザイナーのレオン・クロード・デュアメル(Leon-Claude Duhamel)が1965年に設立した。「Let it Rain」をコンセプトに掲げ、コンパクトで防水性とデザインを両立したレインウェアを中心にアパレルや雑貨などを展開。フランスで28店舗、イタリアで29店舗の直営店を運営しており、欧州を中心にレインウェアの代名詞として人気を博している。また、2020年の「フェンディ(FENDI)」とのコラボレーションをはじめ、2021年10月には「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」、2021年12月には「プレイ コム デ ギャルソン(PLAY COMME des GARÇONS)」とコラボアイテムを発売するなど、ファッションとしての訴求にも力を入れている。
 渋谷・神宮前にオープン予定の日本初の旗艦店は、2フロアで構成。中綿入りアウターやプリントが施されたレインウェアなどを展開するユニセックスライン「ル ヴレ(Le Vrai)」や、ダウンコートやスエットなどのシティウェアライン「クラシック(Klassic)」、コレクションラインの「R&D」をラインナップするという。また、「トゥモローランド(TOMORROWLAND)」や「heliopole(エリオポール)」などのセレクトショップでも取り扱いを開始する。日本での本格展開に至った経緯について八木通商の担当者は、「昨今のファッションブランドとのコラボを通じてアジア圏での認知が高まりつつある。ケーウェイは中でも日本のファッション市場に注目しており、国内におけるマーケティングとマーチャンダイジングを得意とする弊社がタッグを組み、本格的にビジネスをスタートさせる運びとなった」と説明。今後は、日本を皮切りにアジア圏でのマーケット拡大に注力し、その国のニーズに合った独自の商品開発を本国と協力して行う予定だという。


■ケーウェイ:公式インスタグラム