トップへ

イームズ夫妻のデザインコンセプトを図面で読み解く書籍が発売 日本との関係や業績をまとめた年譜も収録

2022年07月02日 09:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

誠文堂新光社「イームズを読み解く」

Image by: 誠文堂新光社
誠文堂新光社が、デザイナーのチャールズ&レイ・イームズ(Charles & Ray Eames)夫妻を特集した書籍「イームズを読み解く」を7月12日に発売する。価格は税込4400円。全国の書店で取り扱う。

 同書は、世界的なプロダクトデザイナーであるチャールズ&レイ・イームズ夫妻について、既刊のイームズ関連書になかった切り口で制作。イームズ夫妻の出会いや、映像や建築といったプロダクトデザイン以外の作品の紹介のほか、椅子やテーブルの図面55枚をもとに、デザインのキーワードとコンセプトを紐解く。また、デザイナーの剣持勇との交流など、2人が日本に与えた影響について収録。巻末には、イームズ夫妻の生い立ちや、これまでの業績を年譜形式で掲載する。著者は、インテリア・プロダクトデザイナーやチャールズ&レイ・イームズの研究者としても知られる寺原芳彦が務める。