月20万円を切る手取りは、1人で暮らしていくにはあまりに頼りない。家賃の高い首都圏に住むならなおさらだ。手取り17万円だという30代前半の女性（千葉県／その他／未婚）は、
「生活がギリギリで厳しいです。欲しいものを買う余裕がないので、なるべく買わないようにしてますが、家賃と生活費だけでギリギリで貯金もあまりできていません。派遣社員なので残業もできなく、ボーナスもありません」
と嘆いた。（文：福岡ちはや）
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22
「野菜や魚や肉など食料が高く困っています」
女性は自身の食生活について、赤裸々に語る。
「野菜や魚や肉など食料が高く困っています。体のためにいろいろなものを食べたいのですが、安いものしか買えません。食費を抑えるために1日1食しか食べないようにしています」
1日1食の質素な食事では、いつか倒れてしまいそうで心配だ。なんとか給与を上げてもらいたいところだが、すでに時給交渉は終えており、
「時給を上げてほしいと会社に頼みましたが、上げていただけませんでした。今はもっと時給がいいところに転職したいと考えています」
と不調に終わった。将来の見通しについては、
「つみたてNISAはやっていますが、貯金があまりできない状態なので、将来に対してすごく不安です」
と胸中を明かしている。女性にいい転職先が見つかることを願うばかりだ。
