部下を消耗品のように扱う上司のもとでは、働くモチベーションはダダ下がり。会社を辞めたくなっても仕方ない。キャリコネニュースで募集中の「会社をやめようと思ったエピソード」に、上司の理不尽な一言で退職を決意した3人の読者から経験談が寄せられた。
「毎日残業時間が4~6時間が当たり前で上司は特に対応せず。ましてやその月の残業時間が79.5時間だったのに対して上司から『何がそんなに忙しいの?』と言われた」
こう語るのは、技術職(電気・電子・機械系)の20代前半の男性だ。(文:okei)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「技術屋なんかいくらでも居る。仕事を取ってくるヤツが偉いんだ」
部下の長時間労働の原因を把握していないこの上司について、男性は
「本人は状況を分かってるつもりだろうが、全く分かっていないのにさらに上の上司から過剰に評価されている。仕事も特にせず、本社と第2、3工場に顔を出しては笑って仕事に関係のない話をしているような人の下ではやっていけないと思った」
と酷評していた。
また技術職(建築・土木系)で40代後半の男性は
「技術屋なんかいくらでも居る。仕事を取ってくるヤツが偉いんだ」
と言われ「ええ、辞めました。それ以外にもいろいろ言われました」と明かす。さらに
「会社の主任技術者が居なくなるから困ると言われましたが、知ったこっちゃありません。私が辞めてから、数か月は業法違反の状態で営業してたかもしれません」
と冷たく縁を切ったことを報告。多少留飲を下げた様子だ。酷い言葉をぶつけてきた相手は、本当は技術職を失いたくなかったようだが、後の祭りだ。
物流業で働く40代後半の男性の場合は「物流増加により毎日のストレスが限界になり、手術しなければねらないほどの体になってしまいました」と、ほとんど労災案件。回復期の男性に社長が放った一言が、これだ。
「手術は無事終わり職場に顔を出したときに社長が一言『休業期間を短くしろ』でした。普通よくなるまで養生してよ、とかでは……」