医療従事者の夜勤は忙しいイメージがあるが、地域や病院によって違うようだ。キャリコネニュースで「仕事が暇な人」をアンケートで募集したところ、静岡県に住む50代前半の女性(医療・福祉・介護/年収500万円)が
「看護師や介護士の夜勤はひまなところも案外あります」
と暇な職場の実情を明かした。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「仕事が暇」をテーマにエピソードを募集しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/QWX4FR42
「施設によっては仮眠6時間…もはや仮眠ではない」
女性は「施設によるし急性期の人には怒られそうな内容です」と前置きしている。急性期とは病気になりたての時期こと。急変の恐れがある患者に適宜対処が求められ、気が抜けない医療現場だ。
しかし女性が打ち明けたのは、そうした緊張感とは別の世界で
「仮眠4時間、施設によっては6時間……もはや仮眠ではない。交代で起きてる時も雑誌を読んだり内職したり。これで夜勤手当もらうのでおいしいです」
とぶっちゃける。たしかに、この話だけ聞くと悪くない労働環境だ。ただ、ほかにも問題があったようで
「ちなみにそこの病院はパワハラもあったので、師長に嫌われると干されるので仕事がありませんでした。あの人にはやらせなくていい、と今まで問題なくやれてたことをやらせなくしたり」
と人間関係に問題がある職場のことも明かし「…暇でした。苦痛だけど」と書き添えていた。これでは暇は暇でも精神的には追い込まれてしまう。「暇な上に気楽」という職場はなかなか無いようだ。