国立西洋美術館や東京芸術大学美術館、ポーラ美術館などさまざまな場所で作品を見かける「ファン・ゴッホ」。多くの人に知られている画家ですよね。
しかし、「有名な数作品しか知らない…」なんて方も多いのではないでしょうか。そんな方に、ゴッホの世界をもっと深く知ることのできる施設をご紹介。
ぜひこの機会に、ゴッホ作品に思いきり浸ってみてくださいね。
体験型ゴッホ展「ファン・ゴッホ~僕には世界がこう見える」 この投稿をInstagramで見る角川武蔵野ミュージアム(KCM)(@kadokawa_culture_museum)がシェアした投稿
埼玉・所沢にある角川武蔵野ミュージアムでは、日本初の没入体験型ゴッホ展「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」が、6月18日(土)から11月27日(日)までの期間限定で開催中です。
1100平方メートル以上の広い空間で、大きな壁や床に投影された映像や音楽を楽しむことができるんですよ。34台の高輝度プロジェクターを使って、色彩や筆致も細かく表現されています。
この投稿をInstagramで見る角川武蔵野ミュージアム(KCM)(@kadokawa_culture_museum)がシェアした投稿
中に入ると、ゴッホの肖像画とひまわりが一面に広がっているため、世界観に浸れること間違いなし。ゴッホになりきってひまわりを鑑賞したら、なにかアイデアが浮かんできそう。
壁や床にゴッホの言葉がいくつか書いてあるので、ぜひ探してみてください。自分にピッタリの名言が見つかるかもしれません。
360度の映像と音楽でゴッホの作品の中に奥に進むと、壁と床360度に投影される映像と音楽を通して、ファン・ゴッホの世界を楽しむことができます。若き日のゴッホからエピローグまで約30分間、作品が描かれた時代の順に、体験していくんだとか。
360度アートになっていて、まるで作品の中にいるような気分になりますよね。
美術館では味わえない、「動いた絵」を体験することができるので、いつも見ている絵画と違った発見ができるかもしれません。
会場内には、ハンモックがあちこちに吊るされているから、自由に座ることもできるんですよ。ゆったりと座ってアートを楽しめるので、気づけ時間が経っていた…なんてこともありそうです。
手紙や絵画でゴッホについて学ぼうデジタルアートの後は、第2の会場へ。こちらでは、手紙や絵画、年表を通してゴッホの生涯を知ることができます。ゴッホについてあまり知らなくても、ここでたくさん学べるんですよ!
ゴッホ自身の悩みや絵に対する思いを書いた手紙など、画家になる前後の生活までわかる展示は必見。全身で世界観に浸った後は、頭を使ってゴッホについて学ぶことで、より深く作品に没入できます。
今まで名前だけしか知らなかった人もこれで完璧に。次に作品を見た際には、いろいろな視点から観賞することができるのではないでしょうか。
この夏は、全身でアート作品に触れてみてこの夏は没入体験型のアート展で、ゴッホの世界観にぜひ浸ってみてください。アートを通して、なにか新たな発見や考えが生まれるかもしれません。
また、入口のフォトスポットのひまわり畑でSNS映えも期待できますよ!
体験型ゴッホ展「ファン・ゴッホ~僕には世界がこう見える」 会期:6月18日(土)~11月27日(日) 場所:埼玉県所沢市東所沢和田 3-31-3 営業時間:日~木 10:00~18:00(最終入館 17:30)/ 金・土 10:00~21:00(最終入館 20:30) 料金:一般(大学生以上)オンライン購入 2200円 / 当日窓口購入 2400円 公式サイト:https://kadcul.com/event/77