アメリカ東海岸に位置するナンタケット島の伝統工芸品「ナンタケットバスケット」を扱う日本ナンタケットバスケット協会の日本1号店「グレイミスト(GrayMist)」が、帝国ホテルプラザ3階にオープンした。
ナンタケットバスケットは、「世界一美しいかご」と称され、エリザベス女王に献上されたほか、ジャックリーン・ケネディ(Jacqueline Kennedy)も愛用していたといわれる伝統工芸品。捕鯨の地として栄えていたナンタケット島で、鯨の油を入れる樽の周りに籐(ラタン)を編んで使用していたことが起源となっている。すべて手作業で作られているため、長く使い続けることができ、経年変化も楽しむことができるという。
同店では、グレイミストが日本で独自に開発したオリジナルのバスケット材料をはじめ、金具部分に日本の伝統工芸品であるべっ甲プレートや蒔絵プレートをあしらったバスケット(57万2000~115万5000円)やバニティケース(1万9800円)、トートバッグ(5280円/いずれも税込)といったオリジナルの雑貨アイテムを展開。店内にはクラススペースを設け、今後定期的にバスケット作りのレッスンを開催していくという。
■日本ナンタケットバスケット協会:公式サイト