人間30歳を過ぎる頃には多少なりとも成長があるもの、と思いたい。千葉県に住む30代後半の男性(営業/年収750万円)は、キャリコネニュースの「30歳を過ぎてわかったこと」をテーマにしたアンケートに、キャリア形成について回答した。
「周りの人はどうかわかりませんが、案外実力ついていて、年収もあがっている」と自己認識を語った上で、世の中の人は「会社にすがる人」と「会社ではなく自分のキャリアを考えて動ける人」の2つに分かれる、とした。ただ、気付いたからといって良い方向に動ける人ばかりでもないようだ。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「30歳を過ぎてわかったこと」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/M76YBJ2E
「気づいた時には、もう遅く…」
投稿の中には、「気付いたときにはもう遅かった」と悔やむ人も。同じく営業職で40代後半の男性(大阪府)は、「お金を貯めるには、時間がない!」とせっぱ詰まった様子で叫ぶ。
「若い頃は、稼いだ分だけ使ってました。年収300万の家庭、500万の家庭、1000万の家庭…それぞれ、年収に見合った生活があります。億万長者ならまだしも、一般人サラリーマンが平均年収以上を稼ぎ、お金を使うことを覚えてしまったら」
と言い訳めいた言葉を並べる男性の年収は1000万円。つまり年収1000万円のお金の使い方に慣れ切ってしまったのだろう。
「後々の老後の事を考え、気づいた時には、もう遅く…浪費癖が抜けず、貯金しようにもなかなか貯まらないです」
と後悔を綴っていた。