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ナイキがマーキュリアルの新作発表、初めてサッカーのために開発された薄型エアを搭載

2022年06月23日 11:02  Fashionsnap.com

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ナイキ エア ズーム マーキュリアル エリート スーパーフライ

Image by: NIKE
「ナイキ(NIKE)」が、フットボールスパイク「マーキュリアル」シリーズの最新作「ナイキ エア ズーム マーキュリアル(Nike Air Zoom Mercurial)」を発表した。初めてサッカーのために開発された厚さ4.85mmの薄型で圧力20psiのズーム エア バックを搭載。フルレングスではなく、つま先からシューズの4分の3の長さに調整することでスムーズな足運びを実現する。

 アッパーは、様々な足の形にフィットするようシュータンや履き口にフライニットを採用。ヴェイパーポジット(Vaporposite)をより柔らかい質感のヴェイパーポジット プラス(Vaporposite+)にアップデートし、裏地には必要最低限の素材で足を固定するためにデータに基づいて設計されたサポートシステムのスピードケージを搭載している。
 アウトソールのスタッドの形は、前作のシェブロン型からラインスター型に変更。アスリートの意見や研究室のデータを元に調整しており、狭いスペースでもスピード感を高めるために横方向への動きにも優れたグリップ力を発揮するよう改良された。ズーム エア バックは足の指の付け根部分など必要な箇所に屈曲溝を加えた関節式にアレンジすることで、足の自然な動きを妨げることなくズーム エアの優れたクッション性や反発性を感じられるように製作した。また、インソールの真下にズーム エアを配置した必要最低限の設計で、足裏でズーム エアを感じられるデザインに仕上げた。重量は27cmで191gと、前作よりも約10gの軽量化に成功。なお、重量比で20%以上のリサイクル素材を使用している。

 ファーストカラーは、白色をベースカラーにサイドには赤色で大胆に「AIR」の文字をあしらったデザインで、今後様々なカラーを展開予定。ファーストカラーはナイキメンバーなどを対象に7月6日から順次販売する。価格はエリートモデルのハイカット(Superfly)が3万1900円、ローカット(Vapor)が2万9700円、プロモデルはローカットのみで1万4300~1万7050円、アカデミーモデルはハイカットが1万1000円、ローカットが9350円(すべて税込)。また、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappé)選手、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)選手、マーカス・ラッシュフォード(Marcus Rashford)選手、ジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)選手、長友佑都選手、前田大然選手らが7月から着用する。