ペットを飼っていると、悲しいアクシデントが起こってしまうこともある。東京都の50代女性(コンサルタント・士業・金融・不動産/年収100万円未満)は、小学生の時に飼っていたパンダウサギの「チャコ」とのエピソードを綴った。(文:草茅葉菜)
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「猫とうさぎが仲良く遊ぶのを微笑ましく思っていた」
チャコは普段庭に放し飼いにしており、夜9時頃になると、地域の野良ボス猫が遊びにきて一緒に遊ぶのが日課になっていたという。
「猫とうさぎが仲良く遊ぶのを微笑ましく思っていた」
という女性だが、 ある日、じゃれている時に目を引っかかれてチャコの目が腫れてしまった。病院に連れて行き薬を貰ったが、「野良猫は、ばい菌をたくさん持っている」と先生から言われたという。いくら微笑ましくても野良猫とウサギの戯れは、飼い主として止めておくべきだったのだろう。
「その夜、普段は玄関のゲージで寝ているチャコが私の布団の上に居ました。夜中目を覚まし、一緒に寝てあげたいけど目がかなり腫れていたので『ゴメンね』と言ってゲージに戻しました」
そして女性が朝目を覚ますと、チャコは亡くなっていた。家族に昨晩チャコを部屋に入れたか確認したが、誰も入れていなかったという。
女性は、「小学生だった私が一番可愛がっていたので、最後にお別れに来てくれたのかと思います」と振り返る。 家族には寝ぼけていただけだと言われたが、「心から動物を愛せば分かってくれるのだ」と思いその後も動物を飼い続けているそうだ。女性は最後にこう綴っていた。
「チャコに最後に会いに来てくれてありがとう! と今でも思っています」