バック・トゥ・バックの連戦として、6月17~19日にスペインのハラマで開催されたFIA ETCR第3戦は、地元マニュファクチャラーのクプラ陣営が強さを発揮。今季デビューを飾った新生クプラEKSのチーム代表兼エースドライバーのマティアス・エクストローム(クプラe-Racer)が週末最多得点者“King of the Weekend”を獲得し、僚友のエイドリアン・タンベイ(クプラe-Racer)、ジョルディ・ジェネ(クプラe-Racer)も脇を固めるなど、好調クプラが開幕3連勝を飾っている。
そのまま勢いを維持したクプラEKSは、前戦ハンガリーで自身初の“King of the Weekend”を獲得しているタンベイが『Pool Fast』の最前列からレースを支配。ヒョンデ・モータースポーツNの2019年WTCR世界ツーリングカー・カップ王者ノルベルト・ミケリスや、ジャン-カール・ベルネイ(ヒョンデ・ヴェロスターN ETCR)らを退け、レースウイークのファステストラップを記録したジェネとともに、ワン・ツー・フィニッシュで週末を締めくくった。