キャリコネニュースでは夏のボーナスをテーマにアンケートを行っている。ボーナス額は年収帯によって似通っていることが多く、年収が350万~400万円の20代読者のボーナスは、40万円前後が目立っていた。年収350万円だという20代前半の女性は、
「昨年も今年も変わらず40万円。数千円増えた程度。年をとり、年齢給がほんの少し上がったため。まだ海外旅行に思いっきり行ける雰囲気ではないので、それまで貯金。独身のうちに自分の好きなことに思いっきり使いたい。一万円程度、ごはんや趣味に使うつもり」(宮崎県/営業/正社員・職員)
と回答している。
※キャリコネニュースでは「夏のボーナス」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/5WFVGPWJ
「昨年は32万円、今年は40万円まで増額」だが、不満が残る人も
北海道に住む20代後半の男性は、ほっとした様子で金額と使い道をこう明かす。
「36万。例年通りであり、減らなくて良かった。日々のクレジットカード等の支払いがメイン。あとは美味しいもの食べに行く」(医療/正社員・職員/年収400万円)
東京都に住む20代後半の男性は、「約40万円。去年は38万だったので、妥当です」と満足そうだ。
「比較的年功序列的なとこもあるので、役職などには就いていないのですが、順当に上がっていたなと思います。使い道はマンションを購入したので、そこの引っ越し代やら家電購入代やらに使いたいと思います」(事務・管理/正社員・職員/年収400万円)
一方、増えたとはいえ不満が残る人も。「昨年は手取り32万円に対し、今年は昨年の0.3か月増の40万円まで増額した」と語る宮城県の20代後半の男性は、仕事が「設備・交通・運輸」関係のため、コロナ禍の影響を受けているようで、こう内心をこぼしていた。
「昨年より微増したものの、それでも例年通りの額面ではなく少ないと正直感じた。ボーナスを増額するためにも自粛やリモートワークのみに傾倒せずに移動ニーズを活発化してもらわないと困ると実感した。使い道については、積立NISA用口座、現金用口座への貯金に回したいと考えている」(正社員・職員/年収350万円)