ロイヤルアスコット4日目にサプライズ登場した ウィリアム王子とキャサリン妃(画像は『Official Ascot & Royal Ascot 2022年6月17日付Instagram「It was an honour to welcome The Duke and Duchess of Cambridge to #RoyalAscot」』のスクリーンショット) ウィリアム王子とキャサリン妃が、「ロイヤルアスコット」の開催4日目にサプライズ登場した。華やかな帽子を被り正装したキャサリン妃は、生前のダイアナ妃が愛用したパールのイヤリングをつけていた。
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現地時間14日、英バークシャー州にあるアスコット競馬場で、毎年恒例の「ロイヤルアスコット」が開幕した。今年のレースは18日まで5日間にわたり開催される。
アスコット競馬場は1711年にアン王女が創立して以来、11人の君主がパトロンを務めてきた。1911年には同競馬場で夏のレースが正式にロイヤル・ウィーク(王室週間)として開催されるようになった。
現在は、毎年6月に「ロイヤルアスコット」と呼ばれる特別なレースが開催され、馬を愛するエリザベス女王と王室メンバーが馬車に乗って到着するのが伝統だ。王室メンバーや来場者が華やかな帽子やトップハットで正装する姿は、イベントのハイライトとしても知られている。
開幕日となった14日、ウィリアム王子とキャサリン妃は、ロンドン西部でグレンフェル・タワー火災の5年目の追悼式に出席したため、「ロイヤルアスコット」を訪れなかった。
その後も会場で夫妻の姿は見られなかったが、開催日4日目となる17日には、2人が馬車に乗ってサプライズ登場したのである。この日ウィリアム王子とキャサリン妃は、毎日レース前に行われる王室パレードの先頭の馬車に乗って現れた。
ウィリアム王子は、黒いトップハットに燕尾服を着た伝統的な正装だ。隣に座るキャサリン妃は「アレッサンドラ・リッチ(Alessandra Rich)」の白いポルカドットドレスに、「サリー・アン・プロヴァン(Sally-Ann Provan)」による白い花をあしらったブラウンの帽子を被っていた。
髪を後部でまとめた妃の耳元で輝いていたのは、生前のダイアナ妃が愛用していた、大きな南洋真珠のドロップイヤリングだ。
ダイアナ妃がこのイヤリングを最初に着用するのが目撃されたのは、1990年11月、日本で天皇陛下の即位を宣言する儀式「即位礼正殿の儀」に参列した際だった。
この他にも1991年にはパキスタン訪問時や、ロンドンの「ロイヤル・アルバートホール」のコンサートを訪れた際に着用し、1992年にはブダペストや韓国でのイベントに出席した時など、多くの機会にこのイヤリングを着用していた。
華やかなキャサリン妃の装いに、王室ファンからは「ダイアナ妃へのオマージュが込められていて素敵!」「いつも通り、完璧だね」「とてもエレガント」と称賛のコメントが寄せられた。
画像は『Official Ascot & Royal Ascot 2022年6月17日付Instagram「It was an honour to welcome The Duke and Duchess of Cambridge to #RoyalAscot」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)