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キム・カーダシアン、マリリン・モンローのドレスは「損傷していない」博物館が擁護

2022年06月18日 11:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

キム・カーダシアン、マリリン・モンローのドレスは損傷しなかった?(画像は『kimkardashian 2022年5月4日付Instagram「MET 2022」』のスクリーンショット)
キム・カーダシアン(41)が、「METガラ」で着るためにマリリン・モンローのドレスを借用したあと、損傷を与えたまま返却したとの非難が持ち上がった。これに対し、ドレスを貸し出した博物館側が声明文を発表、「キムはドレスを損傷していない」と擁護した。

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キム・カーダシアンは現地時間5月2日に開催した「METガラ」のレッドカーペットで、生前のマリリン・モンローがジョン・F・ケネディに『ハッピーバースデー』を歌った時に纏った、伝説のドレスを着用した。

ドレスは2016年にフロリダ州の博物館「Ripley’s Believe It or Not!」が競売で落札し、館内に展示されていたものを、キムが借用した。

フランスのデザイナー、ジャン・ルイによるカスタムメイドのドレスは、全身にクリスタルが手縫いされ、マリリンが下着をつけられないほどタイトな仕立てだった。キムは試着した時にフィットしなかったため、3週間で約7キロのダイエットに挑戦した。

キムはレッドカーペットでの写真撮影中、わずか数分間このドレスを着たあと、すぐにレプリカに着替えていた。ドレスはその後博物館に返却され展示されたが、「マリリン・モンロー・コレクション」というウェブサイトが、キムがドレスの背部を損傷したと批判したのである。

同サイトはドレスのビフォーアフターを公開して、数個のクリスタルが欠損したり、糸がぶら下がっている部分を見せていた。

こういった批判を受け、「Ripley’s Believe It or Not!」の公式サイトが現地時間16日、キムを擁護する記事を公開した。

文面では「キム・カーダシアンが今年のMETガラで、メトロポリタン美術館の階段を上がったことが、大きな反響を呼びました」と述べ、ドレスの損傷についてこう反論した。

「我々が自信を持って言えるのは、マリリン・モンローの有名な1962年のドレスには、ダメージが与えられていなかったということです。」

そして「キム・カーダシアンがドレスを着たことが話題になったが、METガラで着用したわずかな短時間に、彼女がその衣服にいかなるダメージも与えていないことは、事実なのです」と加えた。

同博物館によると、2017年のコンディション・レポートでは「多くの縫い目が引っ張られ、摩耗している。この素材がいかに繊細であるかを考えると、驚くことではない。背中のホックと目の部分には、しわが寄っている」と記述されているという。

さらに、ドレスがオーランドの博物館からニューヨークまで移動する間、行動を共にしてきた同博物館の出版・ライセンス部長アマンダ・ジョイナー氏(Amanda Joiner)は、「キムが最初にドレスを着た時から最後に返却されるまで、ドレスは最初の状態と同じだった」と話しているとも述べている。

画像は『kimkardashian 2022年5月4日付Instagram「MET 2022」』『Ripley’s Believe It or Not! 2022年5月29日付Instagram「Thanks for visiting Ripley’s Believe It or Not! Hollywood, @kimkardashian!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)