テクノロジーブランド「Nothing」初のスマートフォンが公開、StockXで先行発売

スニーカーマーケットプレイス「ストックエックス（StockX）」が、イギリスを拠点に活動するテクノロジーブランド「Nothing」初のスマートフォン「phone（1）」を先行発売する。7月13日の一般発売に先駆けて、日本時間6月21日午後10時から「ドロップエックス（DropX）」においてphone（1）100台をオークション形式で販売する。

　Nothingは、中国のスマートフォンメーカーOnePlusの共同創業者カール・ペイ（Carl Pei）が2020年10月に設立。旧Google VenturesのGVやTwitchの共同創業者Kevin Lin、Redditの共同創設者兼CEOのスティーブ・ホフマン（Steve Huffman）らが出資している。2021年7月に同社にとって初の製品であるワイヤレスイヤホン「ear （1）」100台をドロップエックスで先行販売し、数秒で完売した。
　phone（1）はシースルーの背面に400以上の部品で構成したメカニカルデザインを採用。デザインは、ニューヨークの地下鉄マップを手掛けたマッシモ・ヴィネッリ（Massimo Vignelli）などのアーティストからインスピレーションを得たという。100％リサイクルされたアルミニウムのフレームを搭載し、携帯電話のプラスチック部品の50％以上にバイオベースまたはポストコンシューマーリサイクルの材料を使用。ドロップエックスで発売される製品には1から100までのシリアル番号を施し、落札者は入札額順に購入することができる。

■phone（1）オークション開始：2022年6月21日（火）午後10時オークション終了：2022年6月23日（木）午後9時59分数量：100台詳細サイト※いずれも日本時間※詳細サイトはオークション実施期間中のみアクセスが可能