2022年06月17日 16:11 弁護士ドットコム
サッカー漫画『キャプテン翼』に関するNFT(非代替性トークン)をめぐり、作者であり漫画家の高橋陽一さんらが「全て違法」「絶対に買わないで欲しい」などと呼びかける事態となっている。
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6月17日、同作公式とみられるツイッターアカウント(キャプテン翼 公式@TsubasaPR)は「海外の事業者が違法に発行している」と投稿。キャプテン翼に関するNFTの権利は、株式会社TSUBASAが独占的に管理しているといい、「FOOTBALL METAVERSE」および「MANGAVERSE」という事業者は権利を有しておらず、発行するNFTは「すべて違法」だという。
同投稿は、英語でも呼びかけており、「『キャプテン翼』ファンの皆さん、このNFTは絶対に買わないよう、よろしくお願いいたします」と注意喚起している。
『キャプテン翼』の作者であり漫画家の高橋陽一さんも、公式ツイッターアカウントで同投稿をリツイートした他、英語で海外ファンや有名サッカー選手に対して、違法なものであることを訴えた。
株式会社TSUBASAの代表取締役・岩本義弘さんは、ツイッターで「権利を有していない会社が『キャプテン翼』のNFTを販売しようとしています」と投稿。「こんなムチャクチャな詐欺プロジェクト、絶対に成立させるわけにはいかない」と周知を呼びかけている。