荒川弘原作による実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」の新たな場面写真が公開された。
【大きな画像をもっと見る】公開中の「復讐者スカ―」と、6月24日より全国ロードショーとなる「最後の錬成」。新たな場面写真には山田涼介演じる、ホムンクルスの生みの親で最後の敵でもある“お父様”の若い姿が収められた。なお山田は今回の実写映画で、主人公のエドワード、エドワードとその弟アルフォンスの父親であるヴァン・ホーエンハイムの若かりし頃も演じている。主人公と最後の敵という役どころのため、同じシーンの中で対立する場面が多かったという山田は、「僕自身が相手を演じるということで、お相手の俳優さんがいない中、苦痛や怒りの表情を完全に1人で演じていたので、想像力を働かせる上で普段使わない部分の頭を使っていました。芝居というよりもどれだけ“お父様”を再現できるかというところを意識して演じていました」とその苦労を明かした。
また山田同様に複数の役を演じ分けた渡邊圭祐、寺田心からもコメントが到着。皇子リン・ヤオと、彼と共生する“強欲”のホムンクルス・グリードを演じた渡邊は、グリードについて「獣ですね。リンの立ち姿は腕を組んでいる時にしろ常に胸を張って背筋をピンとする事を意識していたんですが、グリードは逆にモノの見方が下から入る感じで圧倒的な獣感を意識していました」と振り返る。ブラッドレイ大総統の一人息子で愛嬌のあるセリム・ブラッドレイと、始まりのホムンクルスで“傲慢”を司るプライドを演じた寺田は、原作やアニメを繰り返し見てから本作の撮影に挑んだと話し、「特に声の高低差を意識しました。セリムの時はかわいらしく、プライドの時は傲慢にしました」と演じ分けについて語った。
■ 実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」
□ 「復讐者スカー」
上映中
□ 「最後の錬成」
2022年6月24日(金)公開
□ スタッフ
原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦、宮本武史
製作:映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
企画・制作プロダクション:OXYBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
□ キャスト
山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、寺田心、内山信二、大貫勇輔、ロン・モンロウ、水石亜飛夢、奥貫薫、高橋努、堀内敬子、丸山智己、遼河はるひ、平岡祐太、山田裕貴、麿赤兒、大和田伸也、舘ひろし(特別出演)、藤木直人、山本耕史、筧利夫、杉本哲太、栗山千明、風吹ジュン、佐藤隆太、仲間由紀恵、新田真剣佑、内野聖陽
※朴ろ美のろは王へんに路が正式表記。
(c)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会