2022年06月15日 07:01 リアルサウンド
毎週水曜22時よりフジテレビ系で放送中の間宮祥太朗主演ドラマ『ナンバMG5』に出演している豆三郎がクランクアップを迎えた。
【写真】撮影現場での豆三郎
小沢としおの『ナンバMG5』と『ナンバデッドエンド』(秋田書店)を映像化した本作は、筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・剛(間宮祥太朗)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという高校“逆”デビューの物語。
豆三郎が演じた難破家の愛犬・松は、剛を“アニキ”と慕うアツいヤンキー犬。剛が二重生活を送っていることに家族でいち早く気がついたのは松であり、最初はショックを受けたものの、剛の葛藤をそばで見守ってきたバディ的な存在でもある。
クランクアップの日は、剛のツレ(友人)・伍代直樹(神尾楓珠)の自宅でのシーンの撮影。伍代の高級マンションにある白い革張りのソファにて最後のカットを撮り終えると、スタッフから「難破松役の豆三郎さん、オールアップです!」とかけ声が。間宮や神尾、そしてスタッフから一斉に大きな拍手が送られ、間宮が「豆! 豆!」と大きな骨型のガムをプレゼント。クンクンとその匂いを確認しつつも「?」と、微妙な表情を浮かべた豆三郎にスタッフは大爆笑。「一言どーぞ!」とのリクエストに、皆の前で「ワン! ワン! ワン!」とお礼のコメントを述べた(吠えた)。
撮影現場では、豆三郎の演技によってスケジュールが押す(時間がのびてしまう)ことはなかった。実は、少々“ビビり”な性格だという豆三郎は、撮影が始まった当初はおとなしかったが、次第にキャスト・スタッフに慣れていき、難破家の一員としての役を演じきった。
■ペットモデルトレーナー・細波麻裕美(アニマルプロ)コメント
・豆三郎は松役にどのように取り組んでいたか
吠えるシーンが多かったのですが、回を重ねるごとにレベルアップしていて、最後には最初の頃ではできなかった、“窓の向こうにいる出演者”に対してほえることもできるようになりました! 演技のために練習したこと(物をくわえるなど)しっかりと発揮できました。皆さんのご協力もあり、豆は撮影を最後まで楽しんで参加することができたと思います。
・撮影中のエピソード
実は普段は人に対して自分から行くことがない豆三郎なのですが、共演の皆さんだけは自ら進んでごあいさつをしていました。現場でたくさんかわいがっていただいたからこそ、豆三郎も毎回現場に行くのが楽しみだったみたいです。また、段取り(最初に動きを確認する)の時に自分の出番が終わると、松の小屋に入っていくことが何回かありました(笑)。第8話で、剛、伍代、大丸(森本慎太郎)と松が河原でたたずんでいるシーンで、豆三郎が大丸のシェイクを欲しがり、アドリブで話しかけていたのが面白かったです。あと、間宮さんがいつも豆三郎のことを気にかけてくださって、自然に演技ができるように、間宮さん自身が豆三郎に“おすわり”や“まて”“おいで”の指示をしてくれて、豆三郎もしっかり間宮さんの言うことを聞いていました!
・クランクアップ後の豆三郎の様子
いつも通り元気で食いしん坊です。いただいた(骨型ガムの)おやつも喜んで食べているそうです!
(リアルサウンド編集部)