トップへ

ジェンダーやレイシズム的観点から音楽とファッションの流行を振り返る、青野賢一の書籍が発売

2022年06月14日 10:21  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 青野賢一の著書「音楽とファッション 6つの現代的視点」が7月23日に発売される。価格は税込2640円。

 同書は、青野がこれまでにさまざまな媒体で執筆した音楽とファッションに関する記事に加筆修正して製作。音楽やファッション、映画の相互作用によって生まれたムーブメントや流行を、ジェンダーやレイシズムといった現代的な視点から考察し、問題意識を提示する。アイコニックなアーティストの姿として、トランペット奏者のマイルス・デイヴィス(Miles Davis)をはじめ、カルチャー・クラブ(Culture Club)のボーイ・ジョージ(Boy George)やイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)、セックス・ピストルズ(Sex Pistols)、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)といった1980年代に活躍した人物や、リナ・サワヤマ(Rina Sawayama)やビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)、ちゃんみなといった国内外で活動を広げるアーティストに至るまで幅広く紹介する。同書のカバーデザインは、「VOGUE JAPAN」「装苑」といった雑誌の装画、「official髭男dism」や「Perfume」のアートワークを手掛けるコラージュ作家のM!DOR!が担当した。
 青野賢一は、1968年東京生まれ。ビームスにてPR、クリエイティブ・ディレクターなどを務め、2021年に独立。音楽、ファッション、映画、文学、美術といった文化芸術における文筆業のほか、DJやクリエイティブディレクターとしても活動している。