学歴は必要か?不要か?キャリコネニュースでは学歴に関するアンケートを行っているが、「学歴が人生に役立った」という読者の声を紹介する。(文:コティマム)
※キャリコネニュースでは学歴をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/K0DQY3O9
「その資格は特定の学部を卒業してからでないと、受験資格すらなし」
東京都の50代男性は千葉大学薬学部卒。現在は医療関係で会社を立ち上げ、年収は2000万円以上だ。。男性は現在の仕事の成功は、学歴があったからこそだと語り、学歴がなければ「仕事の幅が狭くなる」と指摘する。
「そもそも、高校卒業した時点で『自分の進みたい道』を決められるのはごく一部である。私は国家資格を持っていながら、資格は使わずにある業界の研究開発職に就いていた。なお、その資格は特定の学部を卒業してからでないと、受験資格すらなし」
千葉大を卒業し国家資格を持ちながらも、その資格は使わずに研究開発職で長年働いていた男性。しかし、「50歳手前にして社内政治の煽りをくらい、会社に居づらくなった」といい、取得していた資格を活かして起業した。
「現在は会社員時代より稼げている。これも大学を卒業し、さらにその学歴を活かして資格を取得したからであり、高卒であったらこんな結果にはならなかった。その前に高卒では多くの業界で研究開発には就けない」
なお、どこからを高学歴とするかについては「MARCHレベル以上。MARCHならば仕事は選べる。日東駒専は選べない」と回答していた。
「大学で取っておいた資格が再就職の基礎になった」
男性と同じく、大学時代に取得した資格が後々の人生に役立ったというのが、愛知県の50代女性(教育・保育/正社員/年収750万円)。愛知県立大学を卒業した女性は、「大学で取っておいた資格が、中年になって再就職するための基礎になった」と明かす。
女性はこれまで、「学歴がないことがコンプレックスになっている人もたくさん見てきた」といい、「コンプレックスに感じるようなら、その原因を無くした方がいい」と綴っている。