夏のボーナス支給時期となったが、各メディアが平均額などを報じると「ボーナスなし」の人たちには悲しみが押し寄せる。キャリコネニュースでは今年の「夏のボーナス」をテーマにアンケートを実施しているが、
「入社以来1度も無し。雇用契約には年2回(業績による)と記載があるが、業績が悪化し続けている。年1度の昇給も1度も無いため、頑張る意味を見い出せない」(千葉県/50代女性/サービス・販売・外食/正社員・職員/年収300万円)
といった嘆きが寄せられている。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「夏のボーナスいくらですか? 2022」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/5WFVGPWJ
「子どもが高校三年生なのでお金はかかるし……破産しそう」
東京都に住む50代前半の女性は、「0です」と肩を落とす。
「年収制なのですが月給も少ない。ボーナス無いし年収制とはいえ子どもが高校三年生なのでお金はかかるし……年収増えないと破産しそう。大学もこれからかかるのに一馬力」(ITエンジニア、システム開発・SE・インフラ/正社員・職員/年収400万円)
「なかった」と怒りを含んだ調子で書き出したのは、岩手県で暮らす50代前半の男性だ。生活に困窮している様子でこう訴えている。
「車検、タイヤ購入費等の自動車関連費用や各種保険の支払いが高いのでボーナスがないと非常に困る。賃金はなかなか上がらないので、せめてボーナスは出してもらいたい」(福祉・介護/正社員・職員/年収200万円)
一方で、今回なしでも次回は希望が持てるという声も。神奈川県に住む50代後半の男性は、「契約社員から転職したばかりなので0円」と回答したが、先々は支給があるようで、こう書いていた。
「契約社員なのでボーナスは無かったが、正社員に転職したので秋からは出る。やはりボーナスがでるとうれしく感じる」(営業/正社員・職員/年収400万円)
必ず支給しなければならない決まりは無いものの、働く人のモチベーションを保つためにもボーナスはあったほうがよさそうだ。