30歳を過ぎる頃は、これまでの経験や積み上げてきたキャリアを発揮してより活躍していきたい時期だろう。その一方で、特有の悩みや変化に戸惑う人たちもいるようだ。(文:永本かおり)
※キャリコネニュースでは「30歳を過ぎてわかったこと」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/M76YBJ2E
「親や世間が言ってる事は当てにならないと思った」
回答には、年齢を重ねたからこその身体の変化を挙げる人が目立つ。40代後半の男性(栃木県/素材・化学・食品・医薬品技術職/年収200万円)は、
「30歳過ぎでわかった事は、30歳前は、あんまり疲れが出なかったけれど、30歳過ぎてからは、疲れやすくなりました」
と残念な気付きを報告。同様に、40代前半の男性(熊本県/教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)も
「身体が治らなくなった」
と回復が遅くなった我が身を嘆いた。続けて「親や世間が言ってる事は当てにならないと思った」「目標、自己の長所を伸ばす、こうなるこうしたいをもつ、そこに向かって貯めて、自己啓発していく」とも書いている。自身の経験から何かを学び、前向きに目標へ向かっている様子がうかがえた。
30代後半の女性(埼玉県/素材・化学・食品・医薬品技術職/年収700万円)は、
「顔にシミができる。小じわや乾燥が気になる。毛穴が広がる。体重が落ちにくい。太りやすい」
といった身体的な変化を挙げた。加えて、
「ある程度、贅沢や質の良い暮らしをしたい。周りが皆結婚して子どもが出来る。家庭優先で気軽に遊びにいける友達づきあいが減る」
と自身の価値観やライフイベントに伴う生活の変化について教えてくれた。