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JR九州「シーサイドライナー」停車駅見直し、新大村駅は全列車停車

2022年06月10日 19:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JR九州は10日、西九州新幹線の開業に合わせ、2022年9月23日に実施するダイヤ見直しで、おもに佐世保~長崎間を走る快速・区間快速「シーサイドライナー」の停車駅を見直すと発表した。大村線に開業する新駅2駅のうち、新大村駅にはすべての列車が停車する。


「シーサイドライナー」は現在、朝および夕方以降の通勤時間帯に快速列車、日中時間帯に区間快速として運転されている。全列車停車する駅は佐世保~ハウステンボス間の各駅と川棚駅、彼杵駅、竹松駅、大村駅、諫早駅、喜々津駅、浦上駅、長崎駅。通勤時間帯に運転される快速列車のうち、一部列車は諫早~長崎間(市布経由)の各駅に停車する。日中時間帯の区間快速は佐世保~竹松間の各駅に停車し、竹松~長崎間で快速運転を行う。

大村線では西九州新幹線の開業に合わせ、松原~竹松間に大村車両基地駅、竹松~諏訪間に新大村駅が開業予定。「シーサイドライナー」は西九州新幹線と接続する新大村駅に全列車が停車する。日中時間帯の「シーサイドライナー」は大村車両基地駅にも停車し、佐世保駅から新大村駅まで各駅に停車する列車(新大村~長崎間で快速運転)となる。


通勤時間帯の「シーサイドライナー」は大村線の停車駅に新大村駅を追加するほか、諫早~長崎間の各駅にも停車し、通勤通学の利便性を高める。諫早~長崎間ではその他、早朝5時台に長崎駅を発車する諫早行の上り普通列車(市布経由)を1本増発。諫早駅で西九州新幹線「かもめ」と接続し、佐賀・博多方面の利便性向上を図る。(MN 鉄道ニュース編集部)