サーヤが監督を務めたアニメ「DEath MAtCH~リアルに恋してる~」のキービジュアル。 お笑い芸人がアニメーションの監督に挑戦する番組「芸人アニメ監督」が、6月11日16時30分よりフジテレビ系列の関東ローカルで放送される。
【大きな画像をもっと見る】 番組ではサーヤ(ラランド)、上田航平(ゾフィー)、いおりという3人それぞれの短編アニメ制作に密着。脚本作り、キャラクターデザイン、コンテチェック、声優キャスティング、アフレコなど、8カ月にわたる作業の様子が届けられる。アニメ制作には東映アニメーションが全面協力。サーヤは芸人の“出待ち”をする女性ファンたちのマウントバトルを描いた「DEath MAtCH~リアルに恋してる~」、上田は童話「うさぎとかめ」をベースにした「うさぎ」、いおりは「変わった動物たちが住む世界」をテーマにしたファンシーでブラックな作風の「Over The Rainbow」をそれぞれ披露する。
スタジオでは3人のほかに山田玲司、アイドル界のアニメ好きとして知られ声優の経験もある宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、アニメ・マンガ・映画に造詣が深い宇垣美里、向井慧(パンサー)といった各界のアニメ好きが作品を鑑賞。また3作品は東映アニメーションのYouTube公式チャンネルで公開され、TVerではアニメ制作密着VTRの完全版が配信される。
■ サーヤ(ラランド)コメント
アニオタキャラじゃない私に監督のオファーがきたのでびっくりしました。たった数分のアニメのために、これだけの人と工数がかかるとは思っていなくて、アニメってこうやって作るんだという驚きの連続でした。このシーンを入れたいけれど削らないと時間内に収まらないとか、そういった折り合いを自分の中でつけるのが苦しかったですが、世の“監督”たちはこういうことと戦ってきたんだろうなと思いました(笑)
■ 上田航平(ゾフィー)コメント
コントと違ってアニメは無限にやりたいことができるので、“めちゃくちゃアイディアの在庫ありますよ!”という気持ちでオファーを受けました。でも、自分の密着映像を見た時に、“悩んでないで早く決めろよ!”という気持ちになり、そこには思ってもみなかった自分がいました(笑)。自分のコントは何の良い影響も与えないから、今まで1回もこんなこと思ったことがなかったんですが、初めて子どもたちに見てほしいと思った作品です。
■ いおりコメント
東映さんとアニメを作るっていうのは美大生だった私にとっては夢で、芸人として何の偉業も成し遂げていないのに、こんなご褒美みたいな企画をやらせてもらって裏口から入学したような気分です。プロのテクニックや指導で想像以上の作品になりました。見る人によって見え方が変わってくる作品だと思うので、何も考えずに見てほしいです。あと、この作品の中には『はひふへほ』が隠れているんです。見つけたらラッキー!って思ってください。