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婦人服販売のアイ・エム・ユーなど2社が破産、アンミカなど著名人がプロデュースしたブランドを展開

2022年06月09日 12:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 婦人服の企画・販売を手掛けてきたアイ・エム・ユーと子会社のハローハローが、6月1日に東京地裁から破産手続き開始の決定を受けたと帝国データバンクが報じた。負債はアイ・エム・ユーが約20億円、ハローハローが約5億円。

 アイ・エム・ユーは、2011年9月に設立。テレビショッピングを中心に、同社が企画した婦人服や服飾雑貨の販売を手掛けてきた。アンミカの「アネラリュクス(ANELA LUX)」や山本寛斎の「SUPER LADY」など著名人がプロデュースしたブランドを展開。2015年7月にはハローハローを子会社化し、2017年8月期には年売上高25億3362万円を計上していた。
 しかし、主要取引先からの受注が減ったことで売上が低迷したほか、積極的な事業拡大路線により資金繰りが逼迫。新型コロナウイルスの感染拡大の影響などが重なったことから減収基調が進み、今年の3月に事業を停止した。