優秀な人材を採用したければ、真っ当な面接をすれば良いものを、世の中には無駄に圧迫面接したがる人もいるようだ。キャリコネニュースで面接をテーマにしたアンケートを実施したところ、神奈川県に住む30代後半の男性(営業/正社員・職員/年収950万円)が、理不尽な圧迫面接を受けた苦い経験を語ってくれた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
「卒業見込み単位がしっかり取れているのに、『少ない!!』の連発」
それは男性が新卒採用の面接に臨んだときのことだった。
「最終面接にて、役員が圧迫面接がしたかったようで、丁寧に説明をおこなっても、事実を誤認した質問が続き、回答の受け入れを拒否され堂々巡り」
と不毛な時間を振り返る男性。
「大学の成績は文書に書かれている通りなので、いくら突っ込まれてもそうとしか答えようがない。半期に取れる単位には上限があり、卒業見込み単位がしっかり取れているのに、『少ない!!』の連発」
なお、「求められた単位数は、我が校では留年しないと取得不可能な単位数」だというから本当に滅茶苦茶なことを言われたようだ。男性は結局、
「人事担当者は誠実だったため入社を希望していたが、こんな老害が上にいるようでは未来は無いと判断し、面接終了後に結果をまたず辞退」
と残念な顛末を綴っていた。