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窪塚洋介が金継ぎを体験 伝統とサステナビリティが交錯する「ロエベ展」がスタート

2022年06月09日 00:01  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「金継ぎ」を体験する俳優の窪塚洋介

Image by: LOEWE
「ロエベ(LOEWE)」が、伝統とサステナビリティが交錯するコレクションを紹介する「ロエベ展」を日本橋三越本店本館1階ステージでスタートした。開催に先駆け、作品の着想源のひとつとなった日本の伝統技巧「金継ぎ」を紹介するプレスイベントを開催。俳優の窪塚洋介をゲストに迎え、デモンストレーションを行った。

 ミラノで開催される世界最大規模の家具見本市、ミラノ・サローネへの6回目の参加となる今年、ロエベが着目したのは「クラフトの再生する力」。東京で行われたプレスイベントでは、自身が所有していた陶磁器を金継ぎによって再生させた経験を持つという窪塚洋介が、金継アーティスト大脇京子の解説を受けて一部工程を体験。割れた皿の継ぎ目に漆を塗って金粉をふりかけ、美しい仕上がりを楽しんだ。
 ロエベ展では、ミラノ・サローネ2022に出展するロエベの作品を世界先行で発表。リサイクルされた新聞紙を編み込んだスクエア バスケット バッグ(13万7500円)、スペイン・ガリシア地方で数千年前より受け継がれてきた藁の編み技術に着想を得たフリンジ バスケット(22万1000円)、韓国のチスン(紙縄)の技法を用いた手編みのバケットバッグ(47万5200円 / 全て税込)などを数量限定で先行販売する。また、金継ぎにインスピレーションを受けてレザーの革紐でリペアされた一点物のバスケットバッグも展示され、注文を受け付ける。

■ロエベ展会期:2022年6月8日(水)~6月14日(火)会場:日本橋三越本店本館1階 ステージ 住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1※2022年秋冬プレコレクションのアイテムやウェアも期間限定で販売。 ■ミラノ・サローネ2022展示会期:2022年6月8日~6月21日会場:日本橋三越本店本館1階 中央ホール 住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1 ■ロエベ:公式サイト