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“新しいマンガ創出”の可能性探る「ジャンプアプリ開発コンテスト」3年ぶり開催

2022年06月08日 13:01  コミックナタリー

コミックナタリー

「ジャンプアプリ開発コンテスト 2022」の告知バナー。
少年ジャンプ+編集部による「ジャンプアプリ開発コンテスト 2022」のエントリー募集が、本日6月8日にスタートした。

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「ジャンプアプリ開発コンテスト」は“新しいマンガ創出”の可能性を広げるための、あらゆるデジタル技術・アイデア・サービスを募集するもの。2017年からこれまで計3回実施され、現実のマップ上に電子コミック本を置いて交換、共有するサービス・マワシヨミジャンプや、スマートフォンを持って一緒にジャンプした人の数だけジャンプ作品を無料で読めるマンガアプリ・瞬刊少年ジャンプなどが実際に制作された。

3年ぶり4回目の開催となる今回は、本日から9月16日までエントリーを受け付ける。受賞企画には編集部から開発資金として最大5000万円を提供。詳しい応募要項や応募条件は公式サイトで確認しよう。なお少年ジャンプ+編集部は「一緒に、新時代の少年ジャンプを作りましょう。マンガ創出プラットフォーム『少年ジャンプ+』のプロジェクトに参加してくれるアイデアや技術・ノウハウを持つ皆様のご応募を心からお待ちしています」とコメントしている。

また「ジャンプアプリ開発コンテスト」の開催に併せ、「ジャンプの現在位置」「ジャンプの挑戦」「ジャンプのミライ」を考える全3回の無料オンライントークイベント「ジャンプのミライ2022」を開催。6月29日に行われる第1回は「ジャンプの現在位置 ~少年ジャンプ+を核とした取り組みの最新報告~」と銘打ち、少年ジャンプ+が取り組むプロジェクトの狙いや最新情報を紹介。モデレーターとしてアルの代表取締役けんすう氏、スピーカーとして少年ジャンプ+の細野修平編集長、籾山悠太副編集長が参加し、司会を外資系IT企業で働くエンジニアのちょまど氏が担当。参加申し込みは本日から受け付けている。

■ 少年ジャンプ+編集部コメント
「週刊少年ジャンプ」は50年以上もの間、新しくて面白いマンガを数多く生み出し続けてきました。無名の新人クリエイターが才能を開花させ、世界を熱狂させる人気マンガをこれだけ毎年のように生み出す場は、世界中で「少年ジャンプ」しかありません。なぜ「少年ジャンプ」だけが、ここまで圧倒的にヒット作を創出し続ける場であり続けたのか。作家やサポートする編集の力や努力が大きいのは言うまでもありません。しかし、「少年ジャンプ」だけが圧倒的なのには、秘密があるのです。
それは「少年ジャンプという仕組み」です。
才能あるクリエイターが集まる仕組み。
クリエイターが成長できる仕組み。
読者と共に新作を人気作に導く仕組み…など。詳細は公開できませんが、アイデアと技術に支えられた「仕組み」があったから、ここまで多くの新人作家が才能を開花させ、世界的なヒット作品が次々に生まれたのです。

しかし、時代は変化し続けています。「少年ジャンプ」は、次の時代でも役割を果たし続けたいと考えました。そして、8年前に私たちは「少年ジャンプ+」を創刊しました。

新しい時代に向けたマンガ創出に必要な仕組みを作るには、斬新なアイデアや技術を持ったパートナーの力が必要です。新時代の「少年ジャンプ」を作れるのは、マンガ家と読者だけではなく、「仕組み」を作れる皆様なのです。スマートフォンやインターネット上でも、どうすれば面白いマンガを生み出し続けられるのか。これまでも、多くの方々の協力でその挑戦を続けてきました。「少年ジャンプ+」の設計・開発を始めとして、投稿公開プラットフォームの「ジャンプルーキー!」、海外展開の拠点「MANGA Plus by SHUEISHA」、誰でもマンガが作れる「World Makerβ」など多くのサービスを立ち上げ、新しい「仕組み」を探求し続けています。しかし、更にそのスピードを加速させて、規模も拡大させたい。
もっと新しいアイデアはないか。
もっと新しい技術はないか。
少年ジャンプ+編集部はマンガを生み出すための新たな挑戦に渇望しています。「少年ジャンプ+」創刊のキャッチコピーはこんな文章でした。
“少年ジャンプを超える「少年ジャンプ+」創刊。”
一緒に、新時代の少年ジャンプを作りましょう。マンガ創出プラットフォーム「少年ジャンプ+」のプロジェクトに参加してくれるアイデアや技術・ノウハウを持つ皆様のご応募を心からお待ちしています。

■ 「ジャンプのミライ2022」第1回「ジャンプの現在位置 ~少年ジャンプ+を核とした取り組みの最新報告~」
日時:2022年6月29日(水)18:30~20:30
モデレーター:けんすう(アル代表取締役)
スピーカー:細野修平(少年ジャンプ+編集長)、籾山悠太(少年ジャンプ+副編集長)
司会:ちょまど(外資系企業ITエンジニア)
開催形式:オンライン(Zoom ウェビナー)
参加費:無料

■ 「ジャンプのミライ2022」第2回「ジャンプの挑戦 ~少年ジャンプ+編集部による新しい企画の紹介~」
日時:2022年7月下旬予定
登壇者:未定
開催形式:オンライン(Zoom ウェビナー)
参加費:無料

■ 「ジャンプのミライ2022」第3回「ジャンプのミライ ~少年ジャンプの10年後の姿を語り合う~」
日時:2022年8月下旬予定
登壇者:未定
開催形式:オンライン(Zoom ウェビナー)
参加費:無料