中村明日美子らが協力した展覧会「マンガの画材〈アイシースクリーン〉展 -マンガ表現の相棒としての50年-」が、6月17日から10月3日まで、東京・明治大学米沢嘉博記念図書館の現代マンガ図書館1階で開催される。
【大きな画像をもっと見る】マンガの執筆において、手描きでは難しい表現を可能にしてきたスクリーントーン。多彩なドットや線、模様などを印刷した半透明のシール状のシートで、この画材の代表となるのが1971年より半世紀にわたり開発・販売されている「アイシースクリーン」だ。
今回の展覧会では、マンガ家たちがアイシースクリーンを使って表現した洋服の模様や影、背景描写や画面全体のムードに注目した展示を実施。中村明日美子「同級生」、浅田弘幸「月夜の浜辺」、板垣巴留「BEASTARS」、あだちとか「ノラガミ」、山田デイジーのイラストの各原画と使用したアイシースクリーンが4つの期間に分けて展示され、松田奈緒子、里中満智子、鈴木ジュリエッタ、鈴木央、森川ジョージらがアイシースクリーンの50周年をお祝いするイラストも並ぶ。そのほか浅田がアイシースクリーンを用いて作画する風景を収めた映像も上映される。
■ 「マンガの画材〈アイシースクリーン〉展 -マンガ表現の相棒としての50年-」協力
浅田弘幸、あだちとか、五十嵐藍、板垣巴留、いわみせいじ、北川玲子、久我山リカコ、倉田よしみ、酒井美羽、里中満智子、慎本真、鈴木ジュリエッタ、鈴木央、せい☆けいすけ、中村明日美子、ひのもとめぐる、松田奈緒子、松元美智子、三浦みつる、望月淳、森川ジョージ、山田うさこ、山田ゴロ、山田デイジー