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コーチだった夫、教え子の母とW不倫 妻が出した結論は……

2022年06月07日 16:50  キャリコネニュース

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不倫された側は離婚か再構築か悩むことになる。キャリコネニュースにはさまざまな不倫体験談が寄せられているが、今回は30代女性(パート・アルバイト)の苦い経験を紹介する。

女性の夫はスポーツ団体のコーチをしており、教え子の母親とW不倫していた。長きに渡る夫の不倫の末、女性が出した答えは……。(文:コティマム)

※キャリコネニュースでは不倫をテーマにアンケートを実施中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/TX9IZBNW

水面下で継続も嘘をつく夫「不倫できるような人間に常識は通用しません」

不倫が発覚した直後は、「関係を断つ」という条件でお互いの家庭は離婚を回避した。しかし夫の行動を不審に感じた女性は「自分でできる範囲の調査」を開始。すると数か月後に水面下で続いている事がわかった。

それでも女性は「離婚するつもりはなかった」というが「どう転んでも自分と我が子を守れるように」と探偵に依頼して証拠を集め、不倫相手に慰謝料も請求した。

「同時に夫へも不倫関係が続いている事を尋ねたが、『続いていない』と嘘をつかれた」

女性は、探偵が調査した証拠を見せずに夫に尋ねていた。動かぬ証拠があることを知らない夫は平気で嘘を重ねたのだ。

「夫婦間の信頼関係を取り戻すのも困難だし、相手の家庭が絡むと我が子への悪影響も懸念されるので離婚を決意。長年共にしたパートナーであっても、信頼が崩れるのは一瞬。いざ離婚となると、私に対しての不平不満や、人格を否定するような言葉を発したり、保身の為に平気で嘘をついたり。今思えば、ひどいモラハラでした」

女性は「不倫できるような人間は倫理観もないので、こちらの常識は通用しません。まともに話し合うなんて無理です」と振り返る。夫が話の通用しない相手に成り下がってしまったため、女性は養育費や慰謝料が滞ることのないように公正証書を作成したという。一刻も早く離れたかったこともあり、夫側からの「養育費・慰謝料共に減額」に応じて離婚した。

信用できるのは自分の意志のみ「不倫で身も心も殺された」

その後、女性は不倫相手の夫も浮気三昧だったことを知ったという。

「妻が不倫してようが関係のない、仮面夫婦だったそうです。元夫はそれを知って不倫継続していたのかもしれないですね。だから私がどう足掻いてもW不倫は終わらなかったのです。離婚して正解でした」

どうやらスポーツ団体の保護者の間でも、この話題が広がってしまったようだ。狭いコミュニティの中で子供たちまで巻き込んだ元夫らの罪は大きい。

女性は夫の不倫により「身も心も殺された感覚」になったという。自身の経験から、「一度でも裏切ったパートナーの言葉なんて、すぐに信じてはいけない。最終的に信用できるのは自分の意志のみです」と戒めを綴っていた。

また「自分の意思のみで突っ走ると取り返しのつかない失敗をする可能性が大」とも言い、「証拠集め等はプロに頼む事で精神的にも余裕が生まれるし、自分を守る材料になります。相談する先もよく考える事」とアドバイスする。

「『子どもの為にも離婚は避けたい……』なんて考えは全くありませんでした。だって、家族を裏切り嘘を重ねて不倫する父親なんて、我が子に必要でしょうか? 本当に家族(せめて我が子)を大事に思うのなら、家族が苦しむ事はできませんよね」

そして女性は、不倫する人に問いかける。

「パートナーに不満があるなら、不倫するのではなくパートナーと話し合うのが先では?日本の法律で婚姻関係にある以上は、不貞はダメでしょう。 不倫の理由にもなりません」