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年収200万円、独身女性たちのリアルな生活感「服も化粧品も買えない最低限の生活」

2022年06月05日 06:10  キャリコネニュース

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キャリコネニュース読者から寄せられた、手取り20万円以下のリアルな生活感を紹介する。高知県に住む手取り13万8000円、年収約200万円の女性(30代後半/その他/正社員・職員/未婚)は、「生活する以外何もできない」として

「服も買えない、化粧品も買えない、外食もできない、最低限の生活。臨時出費があると(お金を)借りないといけなくなる。正社員ですがボーナスもカットされて、夏1か月・冬1か月になり、来年はボーナスももらえなくなるような感じ」

とカツカツの生活を嘆いた。(文:福岡ちはや)

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「転職したことをすごく後悔しています」

月々の手取りだけでは間に合わず、ボーナスから生活費を補填している人は少なくないだろう。その場合、ボーナスカットは大きな痛手だ。

手取り20円以下で苦しいのは地方で暮らす人ばかりではない。東京都内に暮らす30代後半の女性(サービス系/契約社員/未婚)は、手取り17万5000円、年収約200万円で

「優先順位の一番に家賃。家賃を払って残ったなかで光熱費や毎月の支払いを引いていくと、とてもじゃないけれど貯金はできません。2年ごとにやってくる賃貸の更新費だけはと、ちまちま貯蓄するのがやっとです」

と語る。どうやら都会の家賃が大きな負担となっているようだ。また、「贅沢な生活をしているつもりはないのですが、もっと節約術を身に付けられたら多少は残るものなのか?」と疑問も綴っていた。

同じく東京在住の20代後半女性(サービス系/正社員/未婚)は、先述の女性よりもさらに手取りが低く、14万8000円、年収約200万円で生活している。女性は、

「生きてはいけますが、ワンルーム1階での我慢の生活でやっと毎月2万円貯金できるような感じです。趣味や洋服、交際費などで使ってしまった月には貯金はできません。以前の仕事がボーナスもありお給料も高かったため、転職したことをすごく後悔しています」

といい、やはり余裕のない暮らしを送っている。手取り20万円での生活は、都会でも地方でもそれぞれの厳しさがあるようだ。