キャリコネニュース読者で30代後半の女性(山口県/その他/未婚)は、パートで手取り13万3000円、年収約200万円で生活している。女性は、
「普段の生活で必要なものを購入するにもすごくいろいろと考え悩みますし、病院に行くのもお金を気にしてしまい行けてません。仕事だけだとツラいので、少し楽しみ、趣味を持ちたいのですが、それも多少お金が必要と感じてしまうので何もできないんですよね」
と切実に綴った。引き続き、この女性の投稿を紹介していく。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースでは世帯年収に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/CPG04M4S
「物価が都会に比べて低いのでしょうが、時給もその分低いからギリギリの生活」
山口県在住の女性は、地方暮らしのリアルを次のように語る。
「地方暮らしなので車は必要で持っているのですが、維持して乗ることがちょっと大変です。物価が都会に比べて低いのでしょうが、時給もその分低いからギリギリの生活になります。それに都会と同じ値段の商品も結構あると私は感じます」
東京の最低賃金1041円に対し、山口の最低賃金は857円だ。月120時間も働けば、2万円以上の差が生まれる。女性は、
「将来のために貯金もしたいですが……普段の生活に使うので精一杯です。親も歳で……今まで私たちに使ってきてるので、家の貯金もなく、私もないため本当に将来どうしたらいいのか?不安がたくさんあります」
と苦しい胸中を明かす。また、
「正直、毎日働いても収入は少なく、仕事先ではいろいろ言われてツラく、頑張っても全然いいことなくて、生きることがこんなにも大変なら何もしたくない気持ちになります。そのうち親の介護のことも考えないといけなくなると思うし、すべてに余裕がなくなりそうです。収入が増えれば少しは違うかもですが、今の世の中の感じではきっと無理でしょうね」
と嘆いた。投稿から“人生に疲れた感”が漂う女性が心配だ。