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ルイ・ヴィトンが「オブジェ・ノマド コレクション」の新作家具をミラノサローネで発表

2022年06月03日 19:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

アトリエ・オイ「ベルト・バースツール」(右)

Image by: ルイ・ヴィトン
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、ミラノサローネ国際家具見本市2022で家具とオブジェのコレクション「オブジェ・ノマド コレクション」の新作を発表する。展示期間は6月7日から12日まで。

 オブジェ・ノマド コレクションは2012年に誕生。これまでに吉岡徳仁、パトリシア・ウルキオラ(Patricia Urquiola)、インディア・マダヴィ(India Mahdavi)といった国際的に著名なデザイナーの作品を発表しており、60点以上のプロダクトを展開してきた。
 ミラノサローネでは同コレクションの新作5点を披露。コレクション創設時からオブジェ・ノマドに携わってきたスイスのデザインスタジオ「アトリエ・オイ」は、定番の「ベルト・チェア」から着想を得た「ベルト・ラウンジチェア」「ベルト・バースツール」「ベルト・サイドスツール」の3作品を発表する。帯状の上質なルイ・ヴィトンのレザーに、メゾンのバッグに使用されている真鍮のバックルを留めた座面となっている。
 ブラジルの兄弟デザイナーデュオであるフェルナンド・カンパーナとウンベルト・カンパーナは、ブラジルの結婚式や子どもたちのパーティーで提供される菓子の名前を冠したクッションを組み合わせたソファ「ボンボカ」の新バージョンとして、4人掛けのソファを制作。デザイナーデュオのロー・エッジズは、インドアおよびアウトドアの2つのバージョンを揃えた「コズミック・テーブル」を発表する。このほかミラノサローネ期間中、過去のコレクションの中から14人のデザイナーが手掛けた作品が並ぶ。
 オブジェ・ノマドの10周年を記念した企画として、アトリエ・オイがデザインしたレザー製の「オリガミ・フラワー」が、ミラノ中心部に登場する「ルイ・ヴィトン フラワーショップ」に展示される。

■ルイ・ヴィトン:公式サイト