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地下鉄博物館、7000系を中心に「有楽町線車両のあゆみと収蔵品展」

2022年06月03日 16:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
東京メトロは、地下鉄博物館(東京都江戸川区)にて特別展「有楽町線車両のあゆみと収蔵品展 ~7000系車両を中心として~」を6月7日から9月4日まで開催すると発表した。


有楽町線は1974(昭和49)年10月に池袋~銀座一丁目間が開業。丸ノ内線池袋駅から都心への混雑緩和と、池袋駅から西側の地域を結ぶ役割を担い、さらに皇居周辺の発展に対応することを目的に建設された。その後は部分開業を重ね、1988(昭和63)年6月に和光市~新木場間の全線が開業した。



特別展でクローズアップする有楽町線7000系は、相互直通運転を行う西武線・東武線と車両規格仕様の統一化を図り、後に副都心線に対応できる仕様への改造を実施した「進化する車両」だった。その後は段階的に新型車両が投入され、最終的に2021年登場の新型車両17000系に置き換えられ、今年4月に全車両引退している。



特別展では、7000系を中心に有楽町線車両のこれまでのあゆみに着目。7000系から17000系に至る経緯等について、車両部品の実物や写真・パネルなどで紹介する。(佐々木康弘)