満足度の高い「ネット回線」、「NURO光」が広域で2年連続の総合1位に
2022年06月03日 10:01 マイナビニュース
同調査は2022年1月6日～1月26日・2021年2月25日～3月8日、過去4年以内に光回線/CATV回線サービスに新規加入(他社からの契約変更含む)し、3カ月以上継続して利用している全国の18～84歳までの利用者を対象に、インターネットによるアンケートを実施した。
なお、「インターネット回線」のサービスは地域に特化して展開する企業も多いことから、9つの地域に分けてランキングを集計。また、9地域中5地域以上でサービスを展開している企業を対象とした「広域企業」ランキングも発表した。
○■「NURO光」が広域で2年連続の総合1位に
9地域中5地域以上でサービスを展開している企業を対象とした「インターネット回線 広域企業」ランキング。2021年に続いて2回目の発表となる今回は、「NURO 光(ソニーネットワークコミュニケーションズ)」が、2年連続の総合1位を獲得した。
評価項目では、全7項目中「通信速度・安定性」「コストパフォーマンス」「セキュリティ対策」の3項目において、総合と同様、2年連続1位の評価を得ている。とくに、「通信速度・安定性」では、2位以下と3pt近く得点差をつけており、同社の通信速度・安定性への評価の高さがうかがえる結果となった。
なお、「加入・開通手続き」「サポートサービス」「付帯サービス」では「ドコモ光(NTTドコモ)」が、「料金プラン」では「楽天ひかり(楽天モバイル)」が1位となった。
○■「NURO光」「北海道」「関東」「東海」の3地域でも1位獲得
なお今回、「NURO 光」は「広域企業」のほか、「北海道」では初、「関東」「東海」では2年連続の総合1位をそれぞれ獲得。4つのランキングすべてにおいて「通信速度・安定性」「コストパフォーマンス」の評価項目でとくに高い評価を獲得している。
＜「NURO光」について 実際の利用者コメント＞
・「自宅で仕事でも利用していますが不便さを感じることがほぼありません」(30代・女性・北海道)
・「キャッシュバックの事で問い合わせた時にはどの方も対応が良く分かりやすくて親切であった」(50代・女性・関東)
・「安定した速度、12カ月の割引が良かった」(50代・男性・北海道)
○■「東北」「甲信越・北陸」「東海」では「ドコモ光」が総合1位に
そのほか、今回初発表となる「東北」ランキングでは、「ドコモ光」が総合1位に。評価項目別「加入・開通手続き」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の4項目で1位となった。なお、評価項目別「通信速度・安定性」では「auひかり(KDDI)」が、「料金プラン」「コストパフォーマンス」の2項目では「楽天ひかり」が1位を獲得している。
「甲信越・北陸」ランキングでは、「ドコモ光」が2年連続の総合1位に。評価項目別「加入・開通手続き」「セキュリティ対策」の2項目で1位となった。
なお、評価項目別「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の6項目では「auひかり」が(「セキュリティ対策」は「ドコモ光」と同点で1位)、「料金プラン」では「SoftBank 光(ソフトバンク)」が1位となった。
「東海」ランキングでは、「NURO 光」と同点で「ドコモ光」が初の総合1位を獲得。評価項目別「加入・開通手続き」「サポートサービス」「付帯サービス」の3項目で1位となった。
なお、評価項目別「サポートサービス」「セキュリティ対策」の2項目では「コミュファ光(中部テレコミュニケーション)」が1位を獲得している(「サポートサービス」は「ドコモ光」と同点で1位)。
○■西日本では地域に根差したサービスが1位を獲得
「近畿」ランキングでは、「eo光ネット(オプテージ)」が2年連続の総合1位に。評価項目別「加入・開通手続き」「料金プラン」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の6項目で1位の評価を得ている。なお、「通信速度・安定性」では、「NURO 光」が1位を獲得している。
また、今回から発表となる「中国」ランキング(2021年は「中国・四国」ランキングとして発表)では、「MEGA EGG(エネルギア・コミュニケーションズ)」が総合1位を獲得。評価項目別「付帯サービス」「セキュリティ対策」の2項目で1位の評価を得ている。
なお、評価項目別「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「サポートサービス」の3項目では「ドコモ光」が、「料金プラン」「コストパフォーマンス」の2項目では「楽天ひかり」が1位を獲得している。
同じく今回から発表の「四国」ランキングでは、「ピカラ(STNet)」が総合1位を獲得(2021年は「中国・四国」ランキングにおいて総合1位)。評価項目別「加入・開通手続き」「通信速度・安定性」「コストパフォーマンス」「サポートサービス」「セキュリティ対策」の5項目で1位となった。
なお、評価項目別「「サポートサービス」「付帯サービス」の2項目では「愛媛CATV(株式会社愛媛CATV 本社:愛媛県松山市)」が(「サポートサービス」は「ピカラ光」と同点で1位)、「料金プラン」では「楽天ひかり」が1位を獲得している。
「九州・沖縄」ランキングでは、「BBIQ(QTnet)」が2年連続の総合1位に。評価項目別「料金プラン」「コストパフォーマンス」「付帯サービス」「セキュリティ対策」の4項目で1位となった。
なお、評価項目別「加入・開通手続き」では「ドコモ光」が、「通信速度・安定性」「サポートサービス」の2項目では、「auひかり」が1位を獲得している。
○■コロナ禍の影響で「問い合わせ・サポート体制」が改めて重要に
なお今回、調査期間2022年1月6日～1月26日において、過去2～3年以内に契約したと回答した3,739人を対象に、コロナ禍の影響を受けてインターネット回線を選ぶ際に改めて重要だと思う点について聴取を行なった。
(1).(契約する前)インターネット回線を選ぶ際に重視したこと(複数回答)
(2).コロナ禍の影響を受けて、インターネット回線を選ぶ際に改めて重要だと思ったこと(複数回答)
まず、(1)「契約する前に重視したこと」()複数回答>では、「インターネットの繋がりやすさ、安定性」が最も多く、次いで「インターネットの通信速度」「料金プランのわかりやすさ」「割引・キャンペーンの内容の魅力さ(セット割含む)」「開通までのスムーズさ」といった項目が続いた。
続いて、(2)「コロナ禍の影響を受けて、改めて重要だと思ったこと」(複数回答)では、上位2項目には(1)と同様「繋がりやすさ、安定性」「通信速度」が入り、次いで「料金に対するサービスの質」、「問い合わせ手段の豊富さ」((1)では10番目以下)、「サポート体制の充実さ」((1)では10番目)が続いた。
また、「問い合わせ先のわかりやすさ」((1)では10番目以下)の項目も上位に。コロナ禍の影響を受け、オンライン化の需要増とともに「問い合わせ・サポート体制」といったサポートサービスが改めて重要視されていることがうかがえる結果となった。（エボル）
