会社にもある程度のルールは必要だが、行き過ぎたルールは無駄になり得る。埼玉県に住む40代前半の男性(サービス・販売・外食/年収350万円)の職場は、社長に対するご機嫌取りを徹底する必要があるようだ。(文:谷城ヤエ)
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「役職がつくと、社長の趣味に参加させられる」
「朝、社長が支店に来たら、『おはようございます。本日も働かせて頂きます』と元気よく挨拶しないと、クビになる。営業も現場も、社長が来ると挨拶のために列を作る」
挨拶のために全員が並ぶとは奇妙な話だ。さらにこの会社では
「役職がつくと、社長の趣味に参加させられる。ダイビング、ジェットスキーの免許と船、大型バイクの免許と車体、ゴルフ用具一式。上にあがると金がなくなる」
と社長に対するゴマすりがとめどない。役職についてからのことを考えると、仕事を頑張ることも億劫になりそうだ。
「定時前一時間以上早めにオフィスに到着しないと席がない」
また東京都に住む30代前半の男性(Web・インターネット・ゲーム/年収550万円)の職場では、恐ろしいことに「社員数と座席数が合っていない」という。
「座席数が社員数より少なく、一部の役職者は固定席だが、その他はフリーアドレス。しかし、フリーアドレスと言っても、毎週座れるブロックは指定される」
男性は「座席が足りないから、早いもの勝ちの椅子取りゲームのよう」だといい、
「定時前一時間以上早めにオフィスに到着しないと席がない。しかも、仲良しグループや役職者へのゴマスリ要員が数少ない席を確保するから、それ以外の社員の居心地は最悪。リモートは最大週2日だが、上司が出社する人を評価するので形骸化している」
と不満を漏らした。