人はどんなとき、それまで働いてきた会社を辞めたくなるのか。キャコネニュースでは「会社辞めよう……」と思ったエピソードを募集。勤務先に絶望した人の体験談が数多く寄せられている。今回は、営業職として働く30代前半の男性のエピソードを紹介する。(文:コティマム)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
「毎回会議で誰かを吊し上げで説教していて、誰も助けず」
営業職は、ノルマを達成できないと上司から厳しい叱責を受けることもある。とはいえ、怒られるだけで建設的なアドバイスも議論もなければ仕事のモチベーションは保てないだろう。男性は、過去に勤めていた会社を「辞める」と決めた瞬間の出来事をこう明かした。
「会議で1時間半ほど、会社幹部から吊し上げの説教を受けた際に、辞める決心しました」
そもそも先輩や上司から教育らしいことも受けていなかったようで、「営業スタイルは自由だから、自分で考えて販売しろ」と言われていた男性。しかし「元々その業界にいた訳でもないので人脈があるわけでもなく」、大きな成果を上げることは難しかった。
「毎回会議で誰かを吊し上げで説教していて、誰も助けず。また“どうしたら売れるか”の議論をしない会社に呆れていました」
と会社への不満を明かす男性。会議で吊し上げられた件がきっかけとなり、「流石に将来を感じなく辞めました」と苦い思い出を振り返った。