経理関係の職種を目指す人が取る「簿記」の資格だが、これが「役に立っていない」という声もある。キャリコネニュースで「役に立った資格、立たなかった資格」を募集したところ、茨城県の50代女性(事務・管理/年収200万円)が、率直な感想を明かしてくれた。
現在、事務職として働いているが、
「日商工業簿記1級、商業簿記2級、秘書検定3級など持ってますが就活の時履歴書に書くだけの飾りのようなもので、実際の実務ではほとんど使ってません」
と明かす。
※キャリコネニュースでは「役に立った資格、立たなかった資格」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/N5T4O2BX
「着物コンサルタントの資格」は、お見合いで役に立ったかも
確かに最近の事務仕事は経理ソフトを利用するため、細かい簿記知識は出番がないかもしれない。とはいえ、簿記1級はそれなりに難易度が高く、客観的な経理能力の証明にはなるだろう。しかし女性は役に立っている実感が薄いようで、簿記はさておき
「着物コンサルタントの資格も仕事としてはほとんど役に立ってなく……お見合いの時興味を持ってもらえたのが一番役に立ったことかもしれません」
と冗談めかした。また、本当に役に立っている資格について、実感を込めてこう書いている。
「地方に住んでいるので運転免許は必須で人生の半分以上?ゴールドはちょっと自慢です。 運転免許も資格ということで」