コロナ禍で普及したかに見えたリモートワークだが、重点措置の解除に伴いオフィス出社に戻る動きも見られる。キャコネニュースでは、「リモートワークワークが終了した人」をテーマにアンケートを実施。出社に切り替わったあとの状況や、出社とリモートそれぞれに良かった点などを訊いた。回答には
「短期間だけリモートワークをしていましたが、その期間だけは夢の国より夢の時間でした」(東京都/女性20代後半/事務・管理/年収350万円)
といった声が寄せられている。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「リモートワークが終了した人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。 https://questant.jp/q/64DKD62U
「短期間のリモートワークで夢見させない方が良かったんじゃないか」
どうやら夢のように快適な働き方だったようだ。女性は続けて、
「しかし、出社することのめんどくささや辛さが際立っただけで、これなら短期間でのリモートワークで夢見させない方が良かったんじゃないかとも思ってしまいました」
と感想を漏らしている。女性は出社後とのギャップに苦しんでいる様子だが、「リモートワークも人により合う合わないがある」と考えを明かし、「例えば一人ではいられない寂しがやの人は何か月もリモートワークしてしまうと、耐えられなくなってしまいそう」と付け加えた。
リモートワークがよかったと思う理由は、通勤にとどまらない。神奈川県に住む30代後半の男性(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/年収450万円)は、いまだに密を防ぐための「人数制限」で苦労している様子だ。
「GW明けに全員出社になったが、エレベーターの人数制限がまだ続いているため、朝は建物の外まで人が並んでいる」
「会議室の人数制限が続いており、ミーティングはみんな自席でオンラインのため、コロナ前より騒がしい」
会社が柔軟な対応をできていないことの弊害はこれだけではなく、男性は
「全員出社になってから、家族が感染し濃厚接触者になったが、スムーズに在宅勤務にならず、(PCを会社に置いたままにしたため)有給休暇で対応することになった」
と悲しい現実を振り返っていた。